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1万円台イヤフォンから変わり種スピーカーまで、今旬のBluetoothオーディオを聴きまくる! 第2回

最新のノイキャン付きBluetoothイヤフォン/ヘッドフォンで静寂の中の音楽環境を気軽に! 

2016年02月16日 10時00分更新

文● 鳥居一豊

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オートキャリブレーション機能が効果大!
JBL「EVEREST ELITE 700」

JBL「EVEREST ELITE 700」

JBL「EVEREST ELITE 700」

右側ハウジングの操作ボタン。ハウジングを支える部分にボタンがあり、上部が電源、下部がキャリブレーション/ノイズキャンセルモード切替となる。ハウジング部の下には充電用のmicroUSB端子もある

右側ハウジングの操作ボタン。ハウジングを支える部分にボタンがあり、上部が電源、下部がキャリブレーション/ノイズキャンセルモード切替となる。ハウジング部の下には充電用のmicroUSB端子もある

左側ハウジングにも2つのボタンが備わっていて、上下のボタンで音量を調節できる

左側ハウジングにも2つのボタンが備わっていて、上下のボタンで音量を調節できる

 JBLのフラッグシップモデルとなる「EVEREST ELITE 700」(実売価格 4万5000円前後)に盛り込まれた技術はなかなか興味深い。

 ノイズキャンセル機能の「NXTGen Active Cancelling Technology」は、手元の操作だけでオン/Low/Highが選択できるが、スマホのアプリを使用することでノイズ低減レベルの調整が行なえる。

 さらにすごいのは、オートキャリブレーション機能も備えること。キャリブレーション用の操作ボタンを押すと、テスト信号が出力され、耳の形状による音の変化を測定し、最適な音にセットアップしてくれる。

 オートキャリブレーションは、AVアンプのサラウンド用セッティングだけでなく、最近ではピュア・オーディオの世界でも導入されはじめているが、ヘッドフォンの世界でも採用されたのは驚きだ。

 Bluetoothの対応コーデックはSBCのみで、NFC非対応。このあたりは少々見劣りがするが、バッテリー寿命は約15時間(Bluetooth+ノイズキャンセル併用時)と十分に実用的だ。

 サイズとしてはコンパクトだが、アラウンドイヤータイプで耳の周囲を厚めのイヤーパッドがホールド。側圧は強めだがイヤーパッドがクッションとなるので圧迫感はあまり感じない。心地良いホールド感だ。

ずっしりと来る低音の再現
音質追求型ヘッドフォンに見劣りしない音

 まずはキャリブレーションの効果を試してみた。まったく設定をしない状態でBluetooth接続だけを行なって音を出してみたが、中低域に厚みのあるサウンドは十分に聴き応えのあるものだ。

 ここで、キャリブレーションボタンを長押しすると、音楽が途切れて、パルス音に似たテスト用の音が出力される。その後、数秒の無音時間があってキャリブレーションが終了して音楽が再開する。

 すると、低音域の伸びがぐっと増し、音の広がり感が一回り以上大きくなった。スケール感のあるサウンドで、ハウジング内での音の不要な反射の影響がなくなっていることが実感できる。これはかなり見事なもので、ぜひとも試してみて欲しい。効果絶大だ。

 ノイズキャンセルは、オンでノイズ除去最大となり、Low、Highとなるほどに周囲の雑音が大きくなってくる。低音域のノイズをしっかりと除去するのは共通だが、オンでは声もかなり音量が下がるなど全帯域のノイズを除去している。

 Low、Highでは特に声の帯域が大きくなり、HighとなるとPCの動作音(ファンノイズやHDDの動作音の耳に付きやすいシャーっというノイズ)が耳に入ってくるようになる。

 これらは楽曲の無音部分でよく耳についてしまうノイズだ。楽曲の音質そのものへの変化はほとんど感じず、音質を気にせず周囲のノイズだけを好みに合わせて除去できる。

 使用するドライバーも40mmと大きめのものだが、ずっしりとした深い響きを感じる低音の再現は、なかなか堂々としたもので、かなりの実力だ。

 Bluetoothやノイズキャンセル機能付きというと、絶対的な実力では音質を最優先したモデルとの差を感じることも少なくないが、本機の場合は同価格帯のオーディオ用モデル(Bluetoothやノイズキャンセルのないモデル)と比較しても甲乙付けがたい実力と言っていい。さすがはJBLの最高峰モデルに使われるエヴェレストの最上位モデルだと感心した。

やや変態的!? 超個性的なBTスピーカーをまとめて紹介!

 Bluetoothヘッドフォンも、ノイズキャンセル機能どころかデジタル処理で実現できるさまざまな機能が盛り込まれ、かなりハイテク化が進んでいることに驚いた人も多いだろう。

 いずれもガジェット的なハイテクではなく、音質や心地良く音楽を聴くことに配慮した賢い機能と言える。ストイックにHi-Fi志向の高級ヘッドフォンを吟味するのもいいが、こうしたハイテク系モデルもなかなか面白いので、ぜひとも試してみてほしい。

 さて、最終回となる第3回はBTスピーカーを紹介する。人気の高いコンパクトなモデルはもちろんだが、斬新な見た目や機能が盛り込まれた変態モデルなど、個性派のものを中心にセレクトしてみた。ぜひとも期待してほしい。

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