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1万円台イヤフォンから変わり種スピーカーまで、今旬のBluetoothオーディオを聴きまくる! 第2回

最新のノイキャン付きBluetoothイヤフォン/ヘッドフォンで静寂の中の音楽環境を気軽に! 

2016年02月16日 10時00分更新

文● 鳥居一豊

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4つのマイクで強力にノイズ除去!
フィリップス「SHB9850NC」

フィリップス「SHB9850NC」

モニターヘッドフォンのような見た目のフィリップス「SHB9850NC」

右側ハウジングの操作部。操作ボタンは電源スイッチと、Bluetoothペアリング用ボタンのみ。ロゴのある平面部がタッチパネルとなっており、操作は指をスライドさせることで行なう

右側ハウジングの操作部。操作ボタンは電源スイッチと、Bluetoothペアリング用ボタンのみ。ロゴのある平面部がタッチパネルとなっており、操作は指をスライドさせることで行なう

左側ハウジングの操作部。こちらは平面部にNFCマークがあり、タッチでペアリングができる。下にあるのはノイズキャンセルのオン/オフボタン

左側ハウジングの操作部。こちらは平面部にNFCマークがあり、タッチでペアリングができる。下にあるのはノイズキャンセルのオン/オフボタン

ハウジングの内側。保護ネットの奥に40mm口径のドライバーユニットがある

ハウジングの内側。保護ネットの奥に40mm口径のドライバーユニットがある

 ここからはオーバーヘッド型だ。フィリップス 「SHB9850NC」(実売価格 2万5000円前後)は、耳をすっぽりと覆うアラウンドイヤータイプで、外観もモニター調のデザインだ。

 NFCに対応し、Bluetoothのペアリング操作がワンタッチでできる。コーデックもSBC、AAC、aptXに対応しており、より高音質を求める人にも安心だ。

 操作はハウジング部にタッチパネルを備え、上下のスライドで音量、左右のスライドで曲送り/戻しが可能。再生/一時停止/着信応答はタッチするだけの操作なので、操作は実にわかりやすい。

 そして、ノイズキャンセル機能はハイブリッド型を採用。フィード・フォワード型のマイクは中~高域の周波数をキャンセルし、フィード・バック型のマイクが低域の周波数をキャンセルする。

 左右で2つずつ、合計4つのマイクを内蔵するというわけだ。これにより、幅広い帯域のノイズを除去することができ、さまざまな場所でも快適な静けさが得られるようになっている。充電式電池の寿命は音楽再生時で約16時間となっている。

SHB9850NCの装着イメージ。ハウジングは大きめで耳の周囲全体をしっかりとホールドする

SHB9850NCの装着イメージ。ハウジングは大きめで耳の周囲全体をしっかりとホールドする

 サイズとしては大きめだが、折り畳み機構を備えており、携帯性も十分。装着すると耳の周囲全体を均一に抑える感じで安定した装着感だ。

 重さはほとんど感じないし、側圧もほどほどなので着け心地はとても快適。操作についても、タッチパネルのスライド操作は直感的にわかりやすく、操作に戸惑うことはほとんどない。

バランスのいい音質
ノイキャンで周囲の音が遠ざかる

 ノイズキャンセルは低音域を中心としながら、中高域もほどほどに騒音を除去しているようで、人の声も少し小さくなったように感じる。

 強烈にノイズ除去を行なう感じではないが、周囲の音をほどよく遠ざける優しい感じになる。ノイズキャンセルのオンとオフでの音質差はほとんどなし。オンにすると少しだけ低音の感触がソフトになる程度だ。

 全体的な音質は、低音感のしっかりとした安定感のあるもので、「ガールズ&パンツァー劇場版」の勇壮なマーチのスケール感もしっかりと味わえる。

 中高域は粒立ちのよい再現だが、ややソフトな感触で、金管楽器の鋭い出音はややマイルドになり、聴き心地のいい響きになる。

 音の広がりもなかなか豊かで、響きのたっぷりと乗った録音の美味しいところをしっかりと味わえた。ボーカルも素直な音色で耳当たりのよいしなやかな感触が心地良く、エンディングの雰囲気にぴったりの優しい歌声だった。

 Bluetooth+ノイズキャンセルながらも2万円台と比較的安価なモデルだが、機能的にはかなり充実。

 しかも音質はバランスのいい仕上がりになっており、お買い得度はかなりのもの。Bluetoothやノイズキャンセルを初めて試すような人におすすめだ。

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