格安SIMなのに約5000円もお得!? 半年無料キャンペーン中のDTIのSIMを試す!
2016年02月11日 12時00分更新
測定の前に使用感をチェック!
不満や違和感は感じない
DTIを使いはじめてみると、特に違和感を感じなく利用ができる。当たり前と言えば当たり前なのだが、特別に通信が引っかかるようなことも感じない。速度測定をする前にひととおり使ってみても、大きな不満はない。
おもに夜間に試してみたが、若干反応が遅いかなと思うときもあるが、表示するウェブサイトによってはサイト側のHTML送り出しに時間がかかるところもあるため、この原因がどちらのせいなのかよくわからないのインターネットの常。仮に表示が多少もたいついたとしても、実用上はほとんど影響がない。
大きなアプリをダウンロードしてみたが、必ずしも速度測定サイトで計測したような数値でデータが流れてくるわけでもないので、他のSIMとくらべて遅さを感じることはなかった。
夜間よりも昼休みのほうが速い!?
速度測定は意外な結果に
早速速度をチェックしてみた。今回はかなり早い速度が得られる早朝、通信が集中して一時的な速度低下が著しい12時台の後半、そして夜間の混雑時間帯の3つだ。
最高速が出そうな早朝や夜間の混雑時間帯ではDTIの速度はあまり良くない結果となってしまったものの、昼休み時間帯では、速度低下が他よりも少なかった。
RBBの値を見ると夜間時間帯よりも昼休み時間帯のほうが若干速度が上回っているところもあり、ユーザー層がほかの格安SIMとは異なるのか、まだネットワークが調整途中なのか分からない点もあるが、心配していたような著しい速度低下はなさそうだ。
特に本来速度が出るべき時間帯の速度がいまひとつなのは、何らかの制限がされている可能性もあるが、現時点ではさまざまな時間帯でそれなりの速度が出て、不満なく使えそうなことはわかった。
現状、速度に不満ナシ
安さは正義という方におすすめ
速度測定サイトの数値は良いのか悪いか判断の難しい結果になっているが、現時点で普段使いという点では大きく問題を感じないというのが正直な筆者の感想だ。
たしかに夜間などは比較すれば快適さで差を感じる面もあるが、ネットの中は他にもさまざまな要因で反応が遅いこともしばしばなので、気にしなければ気にならない。
ただし、現在のキャンペーンでユーザーが増加中と思われ、今後、速度低下の可能性もある一方、DTIが言うように増強が進み、ユーザーの利用に見合ったバックボーンが維持されれば快適さも維持される。
さらに、半年間の無料期間終了後にある程度の離脱するユーザーがいることも考えると、キャンペーン後半から終了後はさらに快適になる可能性もある。
初期費用はかかるものの、毎月3GBまで使えて半年タダ。品質という点ではまだ未知数なところもあるが、費用の点でもDTIはチャレンジする価値のある格安SIMと言えよう。
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