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「Surface Pro 4」こそ“大本命”!! 期待のCore i7版を徹底レビューだ!

2016年02月05日 10時00分更新

文● 小山安博、編集●ハイサイ比嘉

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第6世代Core i7 6650U搭載で、性能が大幅アップ

 レビューの前に、「CPU-Z」で情報を確認してみる。搭載されているプロセッサーは第6世代のCore i7 6650U、GPUはメモリー1GBのIris Graphics 540。

CPU-Zでのスペック表示。内蔵GPUには1GBのメモリーが割り当てられているようだ

総合的な性能を計測する「PCMark 8」が示す高速化

 まずはPCの総合的な性能を計測するベンチマークテスト「PCMark 8」を実施してみた。日常的な使い方でのテストである「Home Accelerated 3.0」では3280を記録。以前のCore i5モデルのレビュー「オススメ! 「Surface Pro 4」は“買い”だ!!」と比べてみても十分な高速化が図られている。

Home Acceleratedの結果

 特筆すべきはゲームやクリエイティブ系のソフトウェアの動作を検証する「Creative Accelerated 3.0」の結果。実に4176の数字をたたき出しており、画像のバッチ処理やビデオエンコード速度が大幅に向上しているため、高負荷のクリエイティブ系ソフトの利用にも応えられそうだ。

Creative Acceleratedの結果

ベンチマーク中のCPUのクロック周波数と温度のグラフを見てみると、細かく周波数を調整しており、このあたりの傾向はCore i5モデルと同様

 また3D性能を計測する「3DMark」でも、「Fire Strike」は1392、「Ice Storm」はほぼ7万の69969という結果だった。Core i5モデルのテスト結果から順当に数値が向上しており、このあたりはCPUとGPUの変更がそのまま性能向上に繋がっているようだ。

CPU速度を計測する「CINEBENCH」 - 順当なパフォーマンスアップ

 CPU速度を計測する「CINEBENCH」の結果を見ると、特にOpenGLの項目がCore i5モデルに比べて向上している。CPU性能も向上しており、このあたりも順当なパフォーマンスアップだ。

CINEBENCH R15の結果

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