ハッカソンで部品販売、スイッチサイエンスが新サービス
主催者に商品を預け、使った分だけ支払い発生
スイッチサイエンスは1月14日、ハッカソン向けサービス「スイッチサイエンスエイドステーション」を開始した。電子工作のための素材を、設計、製造、輸入、販売する事業の一環として、ハッカソンの会場で部品を販売したい主催者のニーズに応える。
新サービスは、ハッカソンの主催者(以下、販売者)に商品の在庫をあずけ、当日会場で自由に販売してもらい、売れた分だけ支払いが発生。「マラソン競技の参加者に水分を供給するエイドステーションのように、ハッカソンの参加者に部材を供給するもの」(同社)としている。
対象商品は、スイッチサイエンスが取り扱う商品すべて。当日の販売は販売者自身で行うものとし、最大10万円分までの貸出を行う。ただし数量は在庫分に限り、取り寄せには対応しない。販売価格は自由に設定してよいが、希望小売価格の10%が販売手数料となり、売れ残りの商品は1週間以内に返送する必要がある。
利用条件は、「ハッカソンなどの内容・結果がオープンであること」「Webサイトや商品販売時にスイッチサイエンスのサービスを利用していると明記すること」「スイッチサイエンスがハッカソンの内容や提供した商品について公開することに了承すること」。専用メールから利用申し込みを受け付けている。