使ってみたら工作すんのに超便利!
覗く部分を接眼レンズ、観察物に近い方を対物レンズといいますが、接眼レンズの倍率に対物レンズの倍率を掛けたものが最終的な倍率になり、それを総合倍率というそうです。
このSMZ-1Bはズーム機能を搭載していて、倍率は0.8~3.5倍の可変。昔持っていた顕微鏡は3つの対物レンズがターレット状に付いていて、カチャカチャと回して選択していたのですが、これはダイヤルを回すことで倍率を無段階で選べます。
接眼レンズは何種類かあるのですが、ワタシが買った物には10x/21の刻印があり、この10xは10倍のこと。つまり、8倍~35倍の顕微鏡ということになります。
刻印の21というのは視野数と呼ばれる数値だそうです。どのくらいの範囲が見えるかが計算できるそうで、視野数/対物レンズの倍率で算出できるとのこと。ズームが付いている場合は、対物レンズの倍率はズームレンズの倍率を掛けたものとなるので、8倍のときで直径26.25mm、35倍のときで6mmの範囲が見えます。
プラモデルを作っていて、0.2mmの穴を開けるなど細かい作業をするときにはヘッドルーペを使っているのですが、もしかしてそのときにこれを使ったらいいんじゃない? と思って使ってみたら、まさに正解! 削ったりするときにも0.1mmの違いがハッキリとわかるので超便利。買ってよかった!
20倍、30倍の接眼レンズを使えばもっと拡大できますが、1mmが8mm~3.5cmになるのでホビー用途ならコレで十分。拡大すればするほど見える範囲は狭まってしまうので、このぐらいがちょうどいい感じです。
ちなみにワタシはド近眼なので眼鏡が必須なのですが、顕微鏡を覗くときは不要です。顕微鏡が眼鏡みたいなもんですからね。
オプションらしきライトユニットが付いていたのですが、ガワとレンズだけしかなく、肝心のライトは欠品していました。なので、家にあったLEDライトを突っ込んであります。倍率が高いため、ライトがないと暗くて見づらいのです。
両目で見るため立体感は抜群! 工作するには大事な要素なので、まさにうってつけ。ヘッドルーペでは拡大率が足りないという方には超オススメです!
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