子どものころになぜか流行った顕微鏡
今と同じように、ウチらが子どものころもいろいろなモノが流行りました。ヨーヨーやアメリカンクラッカー、モーラー、スライム、当時名前を知らなかったスリンキー、ゲイラカイト、ローラースルーGOGO、ダイヤモンドゲーム、魚雷戦ゲーム、スーパーカー、切手集めなどなど。
電子ブロックのように科学的な玩具が流行ったのもあのころの特徴ですが、そんなモノのひとつに顕微鏡があります。
なぜ流行ったのかはわかりませんが、ワタシも持っていました。ウチにあったのは昆虫採集のためのセットになっていて、黒い顕微鏡のほかスライドガラスやカバーガラス、シャーレ、ピンセット、メス、注射器、防腐剤なんかが入っていました。今考えると注射器とか薬とか、超怖いですよね。さすがに虫に注射する勇気はなかったので、花粉をプレパラートにして見てみたりしていました。
プロっぽい両目で覗くヤツが高嶺の花だった
そのころテレビか雑誌で見たのだと思うのですが、両目で覗く顕微鏡を知って、カッコいい! と思った覚えがあります。が、研究者みたいな人が仕事で使う物であって、普通の人が買っても使えないし、そもそも高くて買えないんだろうなぁと思っていました。
思い出としてはブームってずっと続いていたように感じるのですが、子どものころのブームなんて本当に一瞬。ほんの数ヵ月程度だったりもします。顕微鏡もいつの間にか全然覗くことがなくなり、それ以降すっかり忘れていました。
そして時が過ぎること数十年。ある日ふと、子どものころに憧れていたのを思い出し、ネットで情報を収集。あれは実体顕微鏡という名称で中古なら2万円ぐらいで買えると知りました。
使い方はあとで考えるとして、机に置いてあったら研究施設っぽくてカッコいいのでサクッと購入。上の写真にある、ニコンの「SMZ-1B」というモデルです。
(次ページでは、「使ってみたら工作すんのが超便利!」)
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