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「X14」というコード名を冠した新無線LAN APもお披露目!

RT100i、クラウド接続、LANマップまで!SCSKがヤマハセミナー開催

2015年11月13日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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ヤマハルーターとニフティクラウドでハイブリッドクラウド

 続いて登壇したのは、ニフティの蓮沼愼太郎氏。ニフティクラウドで仮想ネットワークの企画、開発、サポートを担当している蓮沼氏は、ニフティクラウドとヤマハルーターのハイブリッドクラウドについて講演した。

ニフティ クラウド事業部 クラウドインフラ部 蓮沼愼太郎氏

 今年で5周年を迎えるニフティクラウドはIaaSやPaaS、モバイルやIoTなどを幅広くサービスを提供している国産クラウドサービス。蓮沼氏は、「お客様のシステムがすべてニフティクラウドで完結できる。国内ならではの信頼性やサポート力を持っている」とアピールする。実績も4000件以上に伸びており、ゲームやソーシャルメディア系のシステムのみならず、エンタープライズの事例も増えている。「サービス先のユーザーを考えると約3000万人を支えるインフラ基盤となっている」と蓮沼氏はアピールする。

IaaSからPaaS、モバイル、IoTなどに対応する幅広いサービスを提供するニフティクラウド

 続いて蓮沼氏は、パブリッククラウドとオンプレミスのハイブリッドクラウドについてトピックを移す。ニフティクラウドでは「クラウドと簡単につなげる」「クラウドに簡単に預けられる」「クラウドを拡張できる」というハイブリッドクラウド向けの特徴を持っているが、このうちクラウドと簡単につなげるという点で、VPNゲートウェイの機能を提供している。クラウド側のVPNゲートウェイとオンプレミスをつなぐことで、両者の特徴を活かしたハイブリッドクラウドを容易に構築できるという。

ニフティが提案するハイブリッドクラウド

 VPNゲートウェイはニフティクラウド上で動作する仮想ルーターで、IPsecのみならず、L2TP/IPsecを使ったL2での接続が可能になっている。月額課金のほか、1時間ごとの従量課金で利用でき、スモールスタートが可能だ。接続可能なルーターは数多いが、ヤマハのルーターはIPsecオンリーの他社ルーターと異なり、L2TPv3/IPsecが利用でき、しかもパフォーマンスも高い。オンプレミスのヤマハルーターとニフティクラウドをつなぐことで、「同一のセグメントにあたかもサーバーがいるかのように扱える」(蓮沼氏)という。

VPNゲートウェイの接続可能な機種のうち、ヤマハはL2TPv3/IPsecが利用できる

RTX1210とVPNゲートウェイの接続は最大580Mbpsというスループットをたたき出す

 VPNゲートウェイはGUIで簡単に構築・設定できるほか、構築の自動化を行えるAPIも用意している。特にヤマハルーターの設定コマンドがユーザーの構成にあわせて表示されるため、これらをコピペすればハイブリッドクラウドが容易に実現できるという。

VPNゲートウェイの設定画面でヤマハの設定コマンドが表示される

 蓮沼氏がヤマハルーターのよいところをニフティ社内のエンジニアに聞いたところ、費用対効果が高く、他社に比べて低コストで、性能もよいという声が挙がったという。また、公式サイトが非常に丁寧ニフティクラウドへの接続方法も載せており、ヤマハルーターのつなぎ方も掲出されているとのこと。その他にも「操作性や安定している」「LUAスクリプトが最高」「VPN性能が高い」などの声も出ており、エンジニアから高い評価を得ているようだ。

エンジニアからの支持も熱いヤマハのルーター

 では、こうしたハイブリッドクラウドをどのように活用するか? 蓮沼氏は、テストや開発環境を一時的に強化するという事例を紹介する。ニフティクラウドとオンプレミスをL2TP/IPsecで接続することで、オンプレミスの開発サーバーやサービスサーバー、そしてニフティクラウド上のテストサーバーをセキュアにつなげるという。

テスト環境をクラウドにオフロードする事例

 また、IPアドレスの変更なしに、クラウドに移行することも可能になるという。手順としてはまず移行対象を確認し、オンプレミスのネットワークをクラウドに構築し、VPNゲートウェイを設置。移行元のサーバーをイメージ化し、これをニフティクラウドの仮想マシンとしてインポートし、動作確認すればよい。あとはVPNでつなげば、既存のシステムのネットワーク構成を変更せずにクラウドへの移行が完了するという。

IPアドレスの変更なしにクラウドへ移行

 さらに全拠点をクラウドにつなぎ込み、「クラウドハブ」として利用するのもメリットが大きいという。各拠点のルーターをクラウドのVPNゲートウェイにつなぐ込むことで、支店同士を同一のネットワークとして通信できるようになる。スター型のネットワークでVPN接続設定をシンプルに一元化できるほか、全拠点のフラットネットワーク化を低コストで実現することが可能とアピールされた。

センター拠点代わりにクラウドハブを構築

(次ページ、ネットワークの障害対応を迅速に解決するLANマップ)


 

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