スマートフォンの爆発的普及と四六時中、さまざまなトピックが舞い込んでくるSNS世界とウェブ検索が現代のモバイルワールドの特徴だ。
そんな突拍子もない世界で遊んでいると、それほどヘビーな使い方を前提にしていないスマホの駆動時間はちょっと残念だ。
おかげで、今や給電機能でスマホバッテリーを満充電状態にリカバリーするモバイルバッテリーは、現代人には必須のアイテムとなってきている。
モバイルバッテリーの世界は、もうネタが尽きたのでは、と思うほどありとあらゆる形状のモノが登場しては消えていく過程を繰り返している。
普通の人が考えつくモバイルバッテリーのデザインは、すでに定番のいくつかのサイズに落ち着き、あとは奇抜な外観デザインとバッテリー容量の差異くらいが選択要素になっている。
オチャラケ&コミック系では、多くの人が登場を予想できた「ダンボーバッテリー」や、筆者も愛用しているイルミネーション機能が超多彩で大容量の「マイティ・ソーのハンマーバッテリー」でとどめを刺したと思っている。
今回ご紹介するのは、それらと比較すれば登場のインパクトは低めで、登場してくることも想定内だったが、間違いなく市場での寿命はそこそこ長そうな「もちてつ! 東海道新幹線N700A 3000mAh」だ。
N700A系新幹線を精密に再現したモバイルバッテリー
パッケージを開けると、精巧に作られたJR西日本お墨付きのN700A系の新幹線型・モバイルバッテリーが登場する。「N700」系新幹線は今から8年前の2007年7月に登場した新幹線で、そのN700の性能や実績をベースにより発展的にグレードアップし2013年2月に登場したのが最新の新幹線である「N700A(N700 Advanced)」だ。
パッケージの内容はN700A新幹線型・モバイルバッテリー本体と取説、USBケーブル(充電&給電)の3つだ。車両のサイズは実測したところ約200mm。これは実物の130~135分の1程度で、Nゲージより少し大きいサイズだ。
車体本体に描かれている号車番号やJR、禁煙車のロゴなど、鉄道模型の独メルクリン並にディテールまで表現されているが、鉄ちゃんや鉄子の感じからすればもう少し頑張ってほしかったというのが本音かもしれない。
次ページへ続く、「充電中はヘッドライトが点灯するなど凝った仕掛けも」

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