米グーグルは10月20日、AndroidスマホなどからでもGoogleマップの機能を拡張、ドライブルートの途中に立ち寄れるポイントを簡単に検索、登録してルートナビゲーションに反映できるようしたと発表した。
最終目的地とは別の地点に立ち寄ることは、ガソリンスタンドでの給油やレストランでの食事、あるいは友達のピックアップ、風景を眺めたいなど、さまざまな理由がある。これまでは「ルートを外れて走行」あるいは「経由地ごとにルート設定しなおし」することになり、本来用意されている到着予想時間といった機能がわかりにくくなっていた。
バージョンアップにより、目的地とは別の経由地を複数登録してそれぞれを通る最適なルートを検索、ナビゲーション時にはそれぞれの経由地までの時間や、トータルでの移動時間を踏まえた到着予想時間が表示される。また、グーグルではガソリンスタンドの販売価格をリスト表示する機能も実装しているため、また、ガソリンスタンドの検索などで安い店舗を検索し、経由地にしてルートに反映といったことも簡単に行なえるという。
提供されるのはAndroid版Googleマップ。アプリの更新により利用可能(日本語版はまだのようだ)となり、右上の虫眼鏡アイコンのタップで経由地の追加、音声コマンドなどでも経由地点を登録できるという。