Q:一人で働くフリーランスでも使い道はある?
A:確定申告など納税に関わる手続きにマイナンバーは必須!
個人事業主やフリーランスでも、納税に関する書類にマイナンバーを記載する必要がある。これはさっそく来年の確定申告から記載することになるので覚えておこう。
パートやアルバイトを雇ったり、外注先を使った場合にも、各々のマイナンバーや法人番号が必要になる可能性もある。このあたりは最新の情報を常に得るよう心がけておきたいところだ。
Q:確定申告はe-Taxだけど、マイナンバー開始で変更は?
A:個人番号カードでもe-Tax可能になる見込み
来年以降、e-Taxでの確定申告は個人番号カードでもできるようになる予定だ。個人番号カードを取得しない場合には、これまで通り住基カードを利用できる。
ただし、マイナンバーが施行されると、住基カードの新規発行は行なわれなくなる。これまで使っていた住基カードは有効期限内はそのまま使えるが、その後は個人番号カードを使うことになる。
Q:個人番号カードでe-Taxを使うのに新しい機材などは必要?
A:カードリーダーは流用できるというが……
個人番号カードでのe-Taxでは、これまで住基カード用に使っていたカードリーダーも流用できるとされているが、現在のところ、対応機種一覧は公表されておらず、必ずそのまま使えるとは限らない。
締切間際に個人番号カードを用いて確定申告を行なおうとしたらじつは使えなかった……なんてことが発生する可能性もあるので、住基カードを個人番号カードに変更する際には注意しよう。
Q:確定申告は来年だから今やることないよね?
A:書類にマイナンバー欄を加えるなどの作業は今のうちに!
確定申告書の提出自体は来年だが、たとえば支払調書などにマイナンバーを記載することを考えると、今のうちから書類にマイナンバー欄を追加するなどの準備はできるだろう。
いざマイナンバーが始まってから慌てて準備するよりも、年内に書類関係の見直し・修正を進め、年明けから運用できるように準備しておくことをオススメする。
(提供:弥生)

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