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ファーウェイ通信 第7回

高速通信対応かつ大容量バッテリー搭載のスグレモノ!

TVも見られるモバイルルーター「501HW」「502HW」登場! ウワサの「HUAWEI WATCH」の発表会も見てきた

2015年10月16日 11時00分更新

文● 加藤肇 編集● ASCII.jp

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 さて、ここからは10月1日に行なわれたスマートウォッチ「HUAWEI WATCH」の発表会レポートをお送りする。

左写真中央はファーウェイ・ジャパン デバイス・プレジデントの呉波(ゴ・ハ)氏。発表会ではタッチ&トライコーナーも設置された

これまでのスマートウォッチとは明らかに一味違う? 腕時計以上に腕時計らしいクラシカルなデザインに注目

 今年2月の「MWC 2015」で初披露され、9月からは欧州で販売が始まっているHUAWEI WATCHは、円形ケースとAndroid Wearを採用したスマートウォッチ。腕時計の世界で現在主流になっている42mmのケース径や、アーク形状のラグ(ケースにバンドを固定する部分)など、他社のスマートウォッチとは一線を画すクラシックなデザインが特徴だ。

42mm径の円形ケースやアーク形状のラグがデザインのポイント

 製品プレゼンで登壇したファーウェイ・ジャパン 端末総括本部 プロダクトセンター 商品企画担当部長の平山広道氏は、「スマートウォッチはガジェット好きのものというイメージがあり、あまり盛り上がっていない。ファッション性を高めたHUAWEI WATCHにより、この状況を変えていきたい」と発言。欧州では有名ファッション雑誌とのタイアップを展開しているとのことで、今回の発表会でもモデルを使ったファッションショースタイルの演出にその意気込みが現われていた。

製品プレゼンを行なった端末総括本部 プロダクトセンター 商品企画担当部長の平山広道氏

発表会中盤にはモデル8名によるファッションショーも行なわれ、HUAWEI WATCHのファッション性がアピールされた

 ラインアップは4モデル。ケースがシルバーでブラックレザーのバンドを組み合わせた「W1 Classic leather」、同じくシルバーにメッシュ状のメタルバンドを組み合わせた「W1 Classic Stainless」、ブラックのケースに同色のメタルバンドを組み合わせた「W1 Active」、ケースがゴールドでブラウンレザーのバンドを組み合わせた「W1 Elite」となっている。

 素材面や製造面では、こだわりが多く見られる。ケース素材には、冷間鍛造により強度を40%高めたステンレスを採用。ガラスにはキズがつきにくくて透明度も高く、さらにタッチ操作でも指が滑りやすいという、Android Wear端末では初となるサファイアクリスタルを採用しており、高級感が際立つ。製造には160以上の手作業、260以上の製造工程があり、650時間以上の品質試験を経て出荷されるそうだ。

高強度のステンレスケースやサファイアクリスタルのガラスなど、こだわりの素材を採用

 テクノロジー面では、400×400ピクセル(286ppi)の1.4型AMOLEDディスプレーで、コントラスト比10000:1という鮮明さを実現。Android Wear採用により、ファーウェイ製スマホはもちろん他社のAndroid/iOS端末とも連携して使用できる。本体には4GBのストレージを内蔵しており、Bluetoothヘッドホンと組み合わせて単体での音楽再生も楽しめる。

Android/iOS向けに用意されたアプリ「Huawei Wear」と連携させると、歩数や消費カロリーなどを一目で確認できる

 また、心拍センサーと6軸モーションセンサーの搭載も特徴。正確かつ高速な心拍数の計測と、歩行やランニングといったさまざまな動きの認識が可能になっており、活動量や消費カロリーを手軽に記録して健康管理に活用できる。センサーはほかに、気圧センサーも搭載されている。

心拍センサーは本体背面の中央に設置。センサー部分が肌に密着するよう、若干のふくらみが持たせてある

 実機を触ってみたところ、竜頭がケースの2時の位置にあることが快適な操作感をもたらしていると感じた。人間工学に基づくデザインとのことだが、腕に装着した状態で操作してみるとそのメリットを実感できる。通常の腕時計と違ってスマートウォッチでは多用する部分だけに、細かな配慮がされているという印象だ。

竜頭はケースの2時の位置に設置。人間工学に基づくデザインで、非常に快適な操作感

 AMOLEDディスプレーの表示の精緻さも印象的だった。文字盤デザインによっては秒針も表示されるのだが、解像度が高いためきっちりと表現されている。針の動きについても、腕時計に近づけるような工夫がなされているということだった。また、スリープ状態でも完全には画面が消えず、時間の確認がしやすい点も腕時計らしいポイントだ。

AMOLEDディスプレーは解像度が非常に高く、細い秒針などもきっちりと表示される

 また、文字盤デザインを40種類から選べるのも楽しい。ケースやベルトとマッチさせるために、モデルごとに内蔵デザインが異なるという凝りようだ。TPOやその日の気分に合わせて、画面を長押ししてスワイプするだけで切り替えられる。文字盤デザインの変更は、スマホ側の操作でも可能だ。

文字盤デザインは画面スワイプや連携するスマホの操作で、簡単に切り替えが可能

 HUAWEI WATCHの発売は10月16日(W1 Eliteのみ11月中旬以降)を予定。予想実売価格はW1 Classic leatherが税抜4万5800円、W1 Classic Stainlessが税抜5万1800円、W1 Activeが税抜5万7800円、W1 Eliteが税抜8万1800円となっている。

 販売は公式オンラインストア「Vモール」楽天市場店のほか、Amazon.co.jp、ビックカメラ/ヨドバシカメラの主要店舗を予定。また12月2日~25日の期間限定で、伊勢丹新宿店メンズ館のクリスマスギフト展示スペースにおける特別展示も予定されている。

 ファーウェイ初のスマートウォッチとなるHUAWEI WATCHには、ファッション性とテクノロジーを融合させるための工夫が詰め込まれている。これまでのスマートウォッチが持つ「ガジェットっぽさ」に躊躇していた人にも、自信をもってオススメできる仕上がりだ。次回のファーウェイ通信では、操作感やアプリとの連携などについて詳細なレビューをお届けする予定だ。


提供:ファーウェイ

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