バッテリー内蔵で明るいから場所を選ばない
モバイルプロジェクターの悩みと言えば、映像が暗いこと。明るい会議室だと、蛍光灯を消しても画面がまだ見えづらい。ましてや10人ぐらいで見るために大写しにすると、ますます画面は暗くなるので、映像が見えて暗くて大人数が入れる会議室が必要になる。
最近は高輝度LEDを搭載したモバイルプロジェクターもあるが、明るいぶん投影時間が短かったり、コンセントにつないでやらないと最後までプレゼンできないなんて機種も。こちらは暗い会議室じゃなくても大丈夫だが、コンセントの問題が!
壁ぎわのコンセントを使うと、壁とプロジェクターの距離が取れずに、えらく小さくしか投影できなかったり、床や机のコンセントを使うと、壁から遠すぎて大写しになりすぎたり……。ちょうどいい位置にコンセントがある会議室が少ない。結局モバイルプロジェクターよりも重い延長ケーブルを常に持ち歩くハメになるなんてのが、モバイルプロジェクターあるあるだ。
でも400-PRJ021は、6000mAhのバッテリーを内蔵しているので、約2時間の投影が可能。しかも明るさはモバイルプロジェクターとしては格段に明るい。これなら1回のプレゼンテーションが長いエンジニア系でも、短いプレゼンを1日に数回こなす営業系でも、どちらにも余裕で対応できる。しかもうれしいことに、内蔵バッテリーをモバイルバッテリーとしても使えるため、「スマホの電池残量がない!」という場合は、急遽モバイルプロジェクターとバッテリーをシェアできる。
さらに便利なのが、台形自動補正機能。プロジェクターの映像は壁に映すと、どうしても台形になってしまう。上を向ければ上が長い台形に、下を向ければ下が長い台形になる。一般的なプロジェクターは、メニュー画面を呼び出して台形補正を選んで、プラスとマイナスのボタンを押しながら微調整が必要。言うなればプロジェクターで一番面倒な部分だ。しかし本機は上部のボタンを押すだけで、台形のゆがみを1発で補正できる(水平角およそ40度まで)。これは超便利! 本機なら壁のどんなところにでも、ゆがみのない映像を映せるのだ。
400-PRJ021は、会議室もプレゼンテータも選ばない!
接続は2タイプ! 別売のmiracastでワイヤレス接続もOK!
このモバイルプロジェクターに投影できるのは、HDMI出力を持つパソコンやスマホなどの機器、そしてMHL出力ができるスマホだ。HDMIはテレビやAV機器でもおなじみのコネクター。
これ1本つなぐだけで、映像と音声に対応できる。400-PRJ021は、ステレオスピーカーを内蔵しているのでパソコンやスマホの映像をステレオ音声付きで流せるのが特長だ。またHDMI出力なら何でも接続できるので、小型BDプレイヤーやAV機器、ゲームやデジタルガジェットなどさまざまな、映像や画像を映し出せる。
また最近のスマホで急速に普及しているMHLにも対応。MHLはスマホからハイビジョン映像を映すコネクターとして注目されている。
製品に付属されているケーブルは、HDMI-HDMI、HDMI-MHL。またGalaxy S3、Galaxy NOTE 2で利用できるMHL変換コネクターも同梱されている。少し昔のスマホに搭載されていた、microHDMIに接続する場合は、HDMI-microHDMI変換ケーブルを別途購入する必要がある。
プレゼンテーションにインパクトある演出を加えるなら、スマホの映像を無線で飛ばすmiracastで接続したい。プロジェクターのHDMIコネクターには、別売のmiracastレシーバ- を接続し、スマホのmiracastをONにすれば、スマホ-プロジェクター間をワイヤレス接続できる。こうすることで、スクリーンの前で映像を指差しながら、そして歩きながらプレゼンテーションできるので、スティーブ・ジョブズのように不思議と説得力のあるプレゼンが可能だ。いや可能になるかも?
400-PRJ021は、汎用的なHDMIを搭載しているので、接続する機種を選ばない!
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