日立ソリューションズ(以下、日立Sol)は、グローバルセキュリティエキスパート(以下、GSX)と連携し、「サイバー攻撃対策ソリューション」のコンサルメニューを9月1日から強化する。セキュリティに関する現状分析や運用支援により、有効な多層防御を実現するという。
昨今のサイバー攻撃手法の高度化やサイバーセキュリティ基本法の施行などを受け、企業や組織ではより積極的なセキュリティ対策が求められる。システムの導入に加え、複数のセキュリティ対策を組み合わせる多層防御を実現するほか、新たな脅威に対して定期的に対策状況を見直す必要があるという。
日立Solは今回、セキュリティ対策の現状分析や運用体制の確率において、情報セキュリティ専門のコンサル会社であるGSXと連携し、「サイバー攻撃対策ソリューション」のコンサルメニューを強化する。
日立Solは、これまでセキュリティポリシーの策定やCSIRTの設置において、迅速かつ適切に対応でいる組織づくりと運用のためのノウハウを提供してきた。一方、GSXは、セキュリティレベルの現状分析や脆弱性診断によって、Webアプリやプラットフォームなどのセキュリティリスクの洗い出しや、標的型メール訓練などの教育に強みを持つという。
今回の連携で、より的確な情報システムの導入を可能にするとともに、情報セキュリティマネジメントの運用体制を強化し、サイバー攻撃に対する多層防御を実現するとしている。
また、両社は今回のコンサル強化だけでなく、システム構築や運用支援についても協力し、企業のセキュリティ強化を支援していく考え。
![](/img/blank.gif)