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キャラホビ2015でシャア専用オーリスⅡ、市販化発表!

2015年08月27日 17時00分更新

文● 松永和浩 写真●松永和浩 編集●末岡大祐/ASCII.jp

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シャア専用オーリスⅡコンセプトの詳細に迫る

 7月17日に六本木ヒルズ森美術館で発表された「シャア専用オーリスⅡコンセプト」。市販に向けてはコンセプトモデルの影響を色濃く残すと思われる。

 それではコンセプトモデルの作りこまれたディティールを紹介しよう。

 シャア専用オーリスⅡコンセプトのベースとなっているのは、先ごろマイナーチェンジを受けダウンサイジングターボとして追加されたオーリス120T。1200ccながらターボを装着し、パワーは116PS、トルクは1800ccエンジンより大きな18.9kgf・mを誇る。

 そのトルク増大に対応すべく、シャア専用オーリスⅡではホイール径を19インチにまで拡大。それに合わせて製作されたオーバーフェンダーはエアスクープをモチーフとしている。

 リア周りは、モビルスーツのメカメカしい背面をイメージ。

 マフラーはスラスターをイメージしたフローティングの4本出し。初代シャア専用オーリスでは縦配置のマフラーであったが1本を除いて全てダミーだった。今回は4本全てが機能する。

 シャア専用オーリスで忘れてはならないのが、指揮官機にのみ装着が許されるアンテナ、通称「ツノ」だ。量産型ザクコンセプトではこのツノは装着されていない。

 内装は効果的に赤を取り入れ、コクピット感を強く演出している。

 ひときわ目を引く専用シートは、シートバックにハーネス式のシートベルトを通すベルトホールが装備された本格的なもの。さらにジオニックトヨタのロゴとマークが刻印され、サイドは赤のレザー張りで、スペシャルな雰囲気。

 フロアマットもシャア専用オーリスのためだけに作られたスペシャル品。型式のMS-185H-CA2はモビルスーツのMS、オーリス120Tの型式、シャア専用機2号という意味で、オーリスのカタチをしたモビルスーツという意味が込められているという。

 インスツルメンツパネルの赤からつながるデザインでカーナビが装着されているが、このカーナビも新しいバージョンのシャア専用カーナビになるらしい。前回は900台余りの限定カーナビが発売1週間で完売してしまうほど大人気だったので、今回もかなりの争奪戦が予想される。そして、エンジンスタートボタンにもジオニックトヨタのマークが入る。

こちらは量産型ザクオーリスコンセプト。市販化の発表は無かったが、やはり興味は尽きない

 シャア専用オーリスⅡコンセプトは公道走行を前提としていないが、このモチーフは市販モデルにかなりの部分が採用されそうだ。10月に予定している市販モデルの続報を待とう。

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