写真:Danny Choo(写真のフィギュアは本文と無関係です)
インターネット・オブ・シングス、モノのインターネット。それはすべてがインターネットにつながり、モノとヒトが情報を平等にやりとりする時代。
なんて言われてもカタカナだらけでさっぱりイメージできない。いちばんピンと来るのはロボットだ。ソフトバンクのPepperもそうだし、Siriのような人工知能をモノに宿せば「インターネット・オブ・シングス」になる。
デザイン家電amadana出身のコンセプトチームamidusが進めている『プロジェクトNe-Ne-』も、ロボットに対するアプローチの1つだ。Ne-Ne-が対象としているのは、こちこちのロボットではなくふわふわのぬいぐるみだ。
子供のぬいぐるみにデバイスを入れてあげると、鳴いたりしゃべったりして、子供とコミュニケーションをとるようになるというもの。ポイントはデバイスが後付けで、大好きなぬいぐるみがしゃべるという話。
広告業界の方が考えただけあってオシャレだなあと感じるのだが、わたしの心が濁っているためか、どうも「『そこはだめぇ』さわると声が出る抱き枕」を思いだしてしまい、そしてより強力なフォースを感じてしまう。
たとえば「声が出るフィギュア」はあるが、すでに持っているフィギュアに後付けで声をつけるデバイスという可能性が考えられるのではないか。ダウンロード課金にすればバラ色の夢がひろがるのではないか。
amidusでちょうど新規プロジェクトを募集しているという話もあった。プロジェクトNe-Ne-のみなさんにおかれましては、ぜひ大人のぬいぐるみ案件につきましても前向きにご検討いただきたくよろしくお願いします。