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垂直離着陸無人機がお目見え! ソニモバとZMPのドローン合弁会社が始動

2015年08月24日 16時43分更新

文● ハシモト/ASCII.jp

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エアロセンス代表取締役社長の谷口 恒氏(左)と、取締役の佐部 浩太郎氏(右)
エアロセンス代表取締役社長の谷口 恒氏(左)と、取締役の佐部 浩太郎氏(右)

 ソニーモバイルコミュニケーションズとZMPの合弁会社「エアロセンス」は8月24日、同社の会社概要および事業説明を行なった。

マルチコプター型実験機。本体下方にはソニーのレンズカメラを装備する

 エアロセンスは、自律型無人航空機(UAV)向けのソリューションを扱う目的で2015年8月3日付で発足した会社。

 ソニーモバイルのカメラセンシング技術や通信、ロボット技術と、ZMPの自動運転、ロボット技術、産業分野でのビジネスノウハウを合わせることで、自立型、つまり自動操縦の無人航空機を開発する。

まずはフライトプランを作成。これを元に無人機が飛行&撮影を行なう 飛行後、空撮画像をクラウドへアップロード
まずはフライトプランを作成。これを元に無人機が飛行&撮影を行なう飛行後、空撮画像をクラウドへアップロード
クラウドサービスでフライトログを確認したり、3D地図を生成できたりする

 無人航空機は、あらかじめフライトプランを入力することで、飛行(離陸/着陸も含む)から撮影まですべて自動で行なわれる。着陸後は、データを専用のクラウドサービスに取り込むことで、撮影データの閲覧や2D/3D地図の作成、フライトデータの確認などが行なえる。

土木用途では、採石場の砂利の山の体積測定などを想定 建築用途では、2D地図で現場にある資材の確認など
土木用途では、採石場の砂利の山の体積測定などを想定建築用途では、2D地図で現場にある資材の確認など
農業用途では、農作物の育成状況の確認など 農業用途では、農作物の育成状況の確認など

 このように、無人機によるデータ取集から解析までをソリューションとして一括で提供。当初は企業向けにサービスを開始していく。

 発表会では、4つのプロペラで飛行するいわゆるマルチコプタータイプの機体のほか、垂直離着陸が可能な飛行機型無人機も登場。上空では高速移動が可能だ。

垂直離着陸型実験機
垂直離着陸型実験機
後部のプロペラの向きを変えることで、垂直離着陸が可能となる 後部のプロペラの向きを変えることで、垂直離着陸が可能となる
こちらは新型モデル。外観が洗練されている

 エアロセンス代表取締役社長兼CEOには、ZMP代表取締役社長である谷口 恒氏が就任。また取締役兼CTOに就任した佐部 浩太郎氏は、ソニーで「AIBO」や「QRIO」などのエンターテイメントロボット開発に携わった初期メンバーだ。

ソニーモバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長兼CEOの十時裕樹氏 ソニーモバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長兼CEOの十時裕樹氏

 説明会では、ソニーモバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長兼CEOの十時裕樹氏が登壇。今回の合弁会社の意味について「スマホだけでは成長が望めない」とし「新規事業の取り組みを目標に掲げていた」と語った。そのうえで、今回の合弁会社について「企業に向けて新たな付加価値を提供していけるのではないか」と期待感を示した。

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