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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第137回

Xperia、Galaxy、AQUOS、比較的小型な夏スマホを比較!

2015年08月17日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII.jp

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3機種ともバッテリー交換不可
ストラップホールがXperiaとAQUOSにあり

 3機種の外観を見比べると、Xperia A4とAQUOS EVERは上下に短く、正面から見ると小さく見える。ただしAQUOS EVERはやや幅広に見える。

AQUOS EVERは上下も狭額縁なのがわかる

 Galaxy S6は頭ひとつ分高い印象。しかし2機種と比べ非常に薄く、画面サイズの割に幅もスリムに感じる。大画面のスマホばかり見慣れていると、Galaxy S6もややコンパクトという印象だ。

 Xperia A4は右側面に電源ボタンと音量ボタン、そしてカメラボタンを配置。左側面は上下に長い防水キャップがあり、開くと上からmicroUSB端子、microSDカードスロット、SIMスロットが並んでいる。またむき出しの充電端子もある。

 上部にはキャプレスのイヤホンジャック。下部にはストラップホールがある。背面はマットな質感で指紋は目立たない。なおリアカバーは開かない。

Xperiaシリーズ共通の丸い金属の電源キー。Xperia Z4と異なり、microUSBはキャップの中で従来と同じ充電用のマグネットコネクターがある

イヤホンは上部に。下部にはストラップホールが

 Galaxy S6はメタル素材を使ったデザインで美しい一方、指紋は少々目立つ。おなじみのハード型のホームボタン、タッチキー型の左右のアプリボタン、戻るボタンを正面に配置。ホームボタンは指紋認証にも使える。

 背面にはカメラと、その隣に心拍計を搭載。なおリアカバーは開かず、バッテリー交換も不可。右側面に電源ボタンとSIMスロット、左側面に音量ボタン、下部にイヤホンジャック、microUSB端子。上部にはリモコン用の赤外線ポートがある。

ホームボタンはハードキー。戻るボタンはその右側はGalaxyシリーズの伝統。背面はガラス素材で心拍計を搭載

側面はメタルフレーム。左側面にボリュームボタンが

 AQUOS EVERは右側面に電源ボタン、音量ボタン、そして下にストラップホールがある。上部にはキャップレスのイヤホンジャックと、防水キャップで覆われたSIMカードスロット、microSDスロット。左側面にはやはりキャップレスのmicroUSB端子がある。

 AQUOSシリーズではよく見かける、インカメラがディスプレー下にあるタイプ。その左横に実は赤外線ポートもある。下部にはとくに端子類は無く、リアカバーも外れない。Galaxy S6ほどではないが、カラーのせいか指紋が目立つ。ストラップホールはAQUOS EVERにも用意されている。

上下左右とも狭額縁

左側面にはキャップレスのmicroUSB端子。インカメラは本体下部に


スペック高く料金安いGalaxy S6がまず1勝

 ここはGalaxy S6がまず1勝だろう。スペックが高いうえ、MNPなら合計額はかなり安くなる。ただし防水/防塵非対応で、指紋が目立つといったマイナスポイントもある。これだけでGalaxy S6を選択肢から外す人もいそうだ。

 防水必須となればXperia A4が有力で、AQUOS EVERはスペックだけを見ると、どうしても格安スマホと重なってしまう。次回以降の実際に使ったテストで差の無いところを見せてくれればお得、コスパの良いスマホとなるのだが。

 そんなわけで次回はスピードチェック。文字入力や通信速度を見ていく。同じドコモ端末とはいえ、サイズ、スペック、最大通信速度も違う。そこでどれだけ差がつくのか楽しみだ。


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