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夏は自炊だ! おススメ調理家電で料理対決!! 第5回

炊飯器に材料ぜんぶ放り込んだら、カレーライスが完成してた

2015年08月15日 12時00分更新

文● 鈴木誠史/ASCII.jp

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具材を放り込んで40分で出来上がったカレーがコチラ!

 さて、ボタンを押してから40分経ち、終了の合図(ピーピー音)が鳴った。この40分のあいだには「スイッチを押しても特に反応がなく、動いたかどうかが分かりにくかったこと」や「20分ほど経過すると、微かな振動とともにお米を炊く音とカレーを煮込む低音が激しく聞こえてくる」なんてことがあった。

 動作には何の問題もなかったのだが、心配して何度か様子を見に行ってしまった。終了時と同じように開始の合図があればより安心できる。調理中の音は慣れれば問題ないレベルだとは思うが、自宅で映画を楽しんでいるときなどに聞こえてきたらきっと気になるだろうなと思った……。

 おそるおそるフタを開けてみる。予想していたよりもとろみがあって濃厚なルーができていた!

思っていたよりも濃厚なカレーが完成した!(当初もう少しルーの濃い部分と薄い部分のムラがあったのだが、うかつにも撮影前に一度混ぜてしまった)

調理トレイ用ハンドル(付属品)を取り付け、トレイを外す。ハンドルを差し込む穴は、吹きこぼれを防ぐことにも一役買っているのだ

 調理トレイを外して、ドキドキしながらお米と対面。表面外側あたりは特にふっくらとしており、いわゆる“米が立っている”状態! しかし混ぜてみると、場所によって出来にムラがあることがわかった。鍋底のほうは水気が多くやわらかいお米になってしまっていた。

表面を見るかぎり、お米も上手に炊けていたのだが……?

鍋底あたりの米はやわらかかった

 ここまでの所要時間は1時間。しかもそのうち40分は何もしていないことを考えると、夜遅く帰宅した日でも「サッと具材を用意して、スイッチを入れて、待つ間にシャワーで汗を流して、そして出来たてのカレーを食べる」そんな使い方ができそうだ。

料理完成後も「ほったらかしOK!」
とはいかないが、手入れはとても楽チン

 ほったらかし状態で料理は完成したが、保温機能がなく出来上がったあともほったらかしにできないのが少々残念だった。ただ、オンタイマー機能を使って出来上がり時間は指定することはできる。

 小型家電なので、洗い物や後片付けも楽チンだった。使わない時にそれほど場所をとらないのもいい。

 1点気をつけたいのは、本体に入れた湯せん用のお湯を必ず捨てること。カレーを煮込むときにはねた油がお湯に浮いていたりするので、できるだけマメに手入れしておきたい。

 玉ねぎやシーフードには、しっかりとカレーの味が染みこんでいるのだろうか。肝心のお味については、編集部員2名が実食した感想を下に掲載しておく。次回はヘルシーコトコトでスイーツ作りに挑戦してみる! カレーの直後に作ったので、臭いを残さずに作れるかどうかにも注目してもらいたい。

レシピブックと使い方ガイドが付属するので、今後もこれを見ていろいろ作ってみたい

実食評価!

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