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夏は自炊だ! おススメ調理家電で料理対決!! 第5回

炊飯器に材料ぜんぶ放り込んだら、カレーライスが完成してた

2015年08月15日 12時00分更新

文● 鈴木誠史/ASCII.jp

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真っ赤な「ヘルシーコトコト」でカンタン自炊して、ヘルシーな生活を始めるのだ

 ボタンひとつで料理が完成したらどんなにいいだろう。

 と、思っていたところ発見したのが、一人暮らし向けの小型のちょっと変わった調理家電を発売しているレコルトの「ヘルシーコトコト」。一見すると普通の小型炊飯器のようだが、これ1台でお米を炊きながらおかずを作れるというマルチな才能を持つ調理家電なのだ。具材を用意する以外に何もしなくてよい「ほったらかしごはん」が作れるという。

 普段あまり料理をするほうではないので、夜遅く帰ったときなどは自炊をさぼりがちになる。「ヘルシーコトコトがあれば、外食やコンビニ弁当に頼らずに済む!」と直感的に思い購入を決めた。家電量販店よりも雑貨店で取り扱っていることが多く、人気商品のようで入荷待ちとなっている店舗もあった。ちなみにAmazon.co.jpでの価格は7020円。調理家電にしてはお手頃だなといった印象だ。

「ご飯とおかずを同時に作れる」ってどういうこと?

 ごはんとおかずを同時に調理できる理由は、ご飯を炊くための調理鍋の上に、おかずを作る調理トレイを重ねて加熱する「2段調理」システムを採用しているため。炊飯時に発生する熱を利用しておかずを作るという、ちょっとエコなアイデアも気に入った。

 鍋の最大容量は1リットルで、2段調理で使うときは1合まで炊ける(鍋単体であれば2合まで)。付属のレシピブックを見ると、炊飯以外にも「蒸す」「煮込む」も可能なようだ。

材料を用意。カレー1人前の分量って難しい……

 さて今回は、ヘルシーコトコトを利用してカレーライスを作ってみる。なんとこれ1台で炊飯しながら、カレーそのものまで作れてしまうのだ! 材料を用意する時間などを除けば、40分ほどで完成するという。

 カレーライスを作るために用意したのは、お米(1合)、カレールウ(2皿分)、玉ねぎ(1/2個)、シーフードミックス、バター。エビとイカが入ったシーフードカレーにする狙いなのだが、そういえば1人前の分量でカレーを作ったことがない。

 普段の鍋で多めに作ったほうが効率的かつ経済的なのでは……と考えなくもないが、食べきれずに余らせて食品をダメにしてしまうよりはいいだろう。1人前の分量、つまり自分がどれだけ食べるかを把握して料理できるのはいいことだなと感じた。

 また筆者は、土日に作っておいた常備菜を1日で食べきってしまうことがよくある。ヘルシーコトコトで1人分ぴったりの食事を作れるようになれば、食べ過ぎも防げそうだ。

手順はわざわざ説明する必要がないくらいカンタン

 まず本体そのものに200ccの水を注ぐ。ヘルシーコトコトは、この水を加熱して調理を行なう「湯せん加熱式」だ。このため、吹きこぼれや焦げ付きを防ぐことができ、火加減を調整する必要もない。これなら安心して調理を任せられる。

調理前に、本体の底に水を注いでおぐ。200ccを示す線があるので、計量カップで計る必要はない

調理鍋にお米と水を入れて

調理トレイにカレーの具材を放り込む(このあとカレー用の水を入れた)

2つを重ねてフタを閉じて、スイッチを押すだけだ。40分タイマーを起動させたあとは、39、38……と残り時間を表示してくれる

 水を注いだあとは、水に浸したお米が入った鍋と、細かく刻んだ具材を入れた調理トレイをセットし、40分コースを開始するスイッチを押すだけ。操作ボタンも3つしかないシンプルなつくりだ。

 お米を研いだり具材を刻んだりして、ここまでおよそ10分程度。無洗米を使えばさらに時間を短縮できるはず。

(次ページ、「出来にムラはあるが、しっかりとしたカレーとお米が完成!」)

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