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「HP ENVY Phoenix 850-090jp/CT」

8コアCPUやGTX 980も対応! とことん速い新生「ENVY Phoenix」

2015年08月03日 11時00分更新

文● 高橋量、編集●金子/ASCII.jp

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ヘアライン加工のアルミ素材で高級感アップ

 「HP ENVY Phoenix 850-090jp/CT」の外観は、前モデル「HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT」と比べて大きく変わっている(『4790K&GTX 980で最速! 水冷で安定! 最強ゲーミングPC「HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT」』)。ケースは同じマイクロATXミニタワーだが、フロントパネルに光沢を抑えたヘアライン加工のアルミ素材を利用することで高級感を増している。

マットシルバーのアルミ素材を利用したフロントパネル。中央のラインには、光学ドライブが配置されている

こちらは前モデル「HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT」

USBやメディアスロットは手が届きやすいケーストップに

 フロントパネルには光学ドライブがあるだけで、インターフェース類は一切配置されていない。シンプルでありながら、重厚感のあるデザインだ。ケースのトップ(天面)にある「タワートップ・トレイ」には、USB端子やメモリーカードスロットなどが用意されている。

「タワートップ・トレイ」ではUSB3.0端子×2、USB2.0端子×2、ヘッドホン/マイク兼用端子、メモリーカードスロットを利用できる

バックパネルにはUSB 3.0×4、USB 2.0×2、オーディオ端子類、1000BASE-T対応有線LAN端子を配置

重厚感のあるケースに7色に輝くLEDイルミネーションを搭載

 「HP ENVY Phoenix」シリーズといえば、LEDを利用したイルミネーションが特徴だ。従来のモデルではイルミネーションは赤1色だったが、「HP ENVY Phoenix 850-090jp/CT」ではさまざまな色で発光するようになった。お気に入りの色を指定できるのはもちろん、CPUの温度や使用率に応じて色を変化させることも可能だ。

さまざまな色に変化するようになったフロントパネルのLEDイルミネーション

標準収録のユーティリティーから、一定時間ごとに色を切り替えたりCPUの温度によって色を変えたりできる

 本体サイズは幅165×奥行き420×高さ401mmで、重量は約10.5kgだ。大きさは従来モデルよりも容積比で7%縮小した程度なのだが、デザインがシンプルになった影響から、非常にコンパクトになったような印象を受けた。


 

(次ページ、「逆さマザーボードと水冷式クーラーで静かに冷却-ENVY Phoenix 850」に続く)

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