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コンテナ大規模配備を念頭にした「Red Hat Atomic Enterprise Platform」

レッドハットが統合コンテナインフラプラットフォーム発表

2015年07月01日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 レッドハットは6月30日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)や「Docker」「Kubernetes」などの技術を統合した、統合コンテナインフラプラットフォーム「Red Hat Atomic Enterprise Platform」を発表した。実稼働環境での大規模配備を念頭に、複数のコンテナで構成されるアプリケーション/サービスの実行、オーケストレーション、拡張を考え設計されている。

Red Hat Atomic Enterprise Platformの構成(右)。OpenShift Enterprise(左)とコア部分の要素は同一だ

 Atomic Enterprise Platformは、コンテナ実行のための軽量化ホストOSである「RHEL Atomic Host」(関連記事)(またはRHEL 7)をベースに、Linuxコンテナ形式の1つであるDockerや、コンテナのオーケストレーションツールであるKubernetesなどを統合したプラットフォーム。Dockerコンテナをベースに構成されるアプリケーションの大規模配備を実現する。

 Kubernetesのコンテナオーケストレーション機能により、SDNやストレージプラグインを含め、アプリケーション配備を自動化する。さらに、SELinuxなどRHELが備えるセキュリティツールを活用することで、コンテナセキュリティも強化する。

 また、OpenShift Enterprise 3とコア技術が同一であるため、開発環境からのアプリケーション展開やライフサイクル管理が容易であるとしている。

 Red Hat Atomic Enterprise Platformは、現在早期アクセスプログラムを実施中。

 なおレッドハットでは今年3月、一般に配布されているコンテナのセキュリティと互換性を保証する認定プログラムを開始している。具体的にはコンテナの内容と来歴を検証し、RHEL Atomic Hostや今回のAtomic Enterprise Platform、OpenShift Enterprise 3を含むレッドハットのすべてのプラットフォームにおいて、シームレスかつセキュアに動作するコンテナを認定するというものだ。

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