デザインにもこだわったゲーミングノートが機能強化
最新GPUで1割速く! 薄くて使いやすいゲーミングノート「HP OMEN 15-5100」
2015年07月07日 11時00分更新
内蔵バッテリーの持ちも十分
ゲーミングノートをバッテリー駆動で使う機会は少ないと思うが、「HP OMEN 15-5100」は最厚部19.9mm、質量約2.15kgとがんばれば持ち運べるサイズ。日常的に持ち歩くことはなくても、ときどき場所を変えて使いたいことはあるだろう。
そうしたときに気になるのがバッテリー駆動時間だが、カタログスペックでは最大約4時間30分(Mobilemark 2012計測時)となっている。そこで、バッテリーベンチマークソフト「BBench」を使って実際にどのくらい持つのかを計測してみた。なお、BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている。
その結果、電源プランで「省電力」を選び、画面の明るさを25%程度に設定した場合、公称値に近い3時間40分の駆動が可能だった。また、電源プランで「高パフォーマンス」を選び、画面の明るさを最大(100%)にした場合は2時間49分の駆動が可能だった。前モデルは「高パフォーマンス」で1時間52分だったので、バッテリーの持ちもいくらか良くなってはいるようだ。
ゲーマー以外にも訴求するハイスペックノート
新CPUと新GPUの採用で、前モデルよりさらにパフォーマンスが向上した「HP OMEN 15-5100」。GeForce GTX 960MはミドルレンジのGPUだが、ベンチマーク結果からわかる通りゲームを楽しむにはまったく問題ない性能を持っている。とくにグラフィックスは前モデルから着実に性能が向上しており、ゲームを少しでもよい動作環境で快適にプレイしたいという人には魅力に感じられるはず。
価格も、ストレージ容量が前モデルから倍増したにもかかわらず1万円差程度に抑えられており、メモリが8GBのスタンダードモデルなら、税抜きで20万円を切る19万9800円で購入できる。単純に高性能なノートとして見てもコストパフォーマンスは悪くない。
その意味では、手頃で高性能なゲーミングノートを探しているゲーマーだけでなく、映像編集やCG制作などの負荷の高い作業を快適に行いたいユーザーや、ハイスペックで個性的なノートを探している一般的なユーザーにも、ぜひ注目してほしい製品だ。