猫宅訪問シリーズ第4回である。川崎市にお住まいのIさん。
今度は猫宅訪問シリーズ初……というよりは、猫カフェネタ以外でははじめての血統書付き猫である。品種は「トンキニーズ」。
シャム猫に似てるなと思ったら、シャムとバーミーズの交配で誕生した種で、1974年にカナダで公認されたそうな。バーミーズはと調べたら、こちらもシャム猫との交配で誕生したそうで、シャム猫っぽいのも当然であるか。
で、訪問したら、玄関先に同じ猫が2匹!
さらに奥から1匹現れて3匹。トンキニーズ三兄弟。圧巻。
ブリーダーを訪問した際、1匹だけのつもりが、つい三兄弟全部をひきとってしまったそうで、名前は「大福」「最中」「小太郎」。「だいふく」、「もなか」と来たので、「こたろう」も和菓子かと思いきや、違うらしい。
3兄弟となると3匹揃った写真が欲しいところであるが、すまん、ほとんどない。3匹とも性格がまったく異なっていて、なかなか集まってくれないのだ。
かろうじて1枚あったのでこれをどうぞ。
3兄弟っぽいでしょ。
漫画的類型でいえば、こういうのに真っ先に飛びついてじゃれるのは末っ子。続いてやってきて兄貴ヅラして奪っちゃおうとしてるのが次男。後ろからそっと見守るおとなしいのが長男。
正解ですかと聞くと、ちょっと違った。
指に飛びついてるのが末っ子の小太郎。後ろから見守っているのが最中で彼が次男。中央の堂々と歩いてきたのが大福で長男。
3兄弟といっても、同時に生まれてるので長幼の序なんてなさげだが(みんな5歳だし)、見ているとやはり性格が全然違うのである。面白いわ。
で、数時間、猫の性格を楽しみながら楽しく猫と遊んだり飼い主さんと談笑したり写真を撮ったりして過ごして、帰宅して、さあこの記事を書こうと写真を整理してたらはたと困った。
「どれが誰だかわからない……」。兄弟が並んでいると区別も付くし、その場ではちゃんと把握したのだが、1匹だけの写真を見るとわからないのだ。違ってたら申し訳ない。
何しろ冒頭写真の猫がすでにあやしい。畳の部屋でごろんと転がってて、その畳が「桜色」というなんともいい感じの部屋なのであるが、転がってる猫が最中なのか小太郎なのか思い出せない。大福は毛の色が白っぽいのでちょっと違う。Iさん、文中で名前を間違えたらすみません。
(次ページに続く、「警戒する3兄弟猫と仲良くなる」
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