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ここが変わったWindows 10 第45回

アプリをスマホのように管理できるようになった

Windows 10 IPは「アプリのインストール先」を気軽に変更可能

2015年05月31日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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 3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表した。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。

 この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。

「インストールされているアプリ」の設定画面で、アプリ一覧を確認できる。※本記事内の画像はすべてビルド10122です

 Windows 10 IPでは、アプリのインストール先を気軽に変更できるようになった。スマホではメインメモリーからSDカードに移せたが、Windowsではできなかった。あまり使わないアプリは、容量の少ないSSDではなく、大容量のHDDに移動するといったことが可能になる。もちろん、元に戻すこともできる。

 「設定」の「システム」から「インストールされているアプリ」を開くと、アプリの一覧が開く。アプリ名で検索できるほか、サイズで並べ替えたり、インストールされているドライブなどで絞り込むこともできる。ただし、今のところ、正確にサイズを検出できないアプリも多いので、改善を期待したい。

 アプリをタップして、「移動」を選ぶと、別のボリュームに移動できる。アプリ一覧にインストール場所が表示されていないのでわかりにくいのがネック。正式版では、どのドライブにインストールされているのかを表示して欲しいところだ。


アプリをタップして、「移動」を選ぶ


移動が完了しても表示が変わらないのでわかりにくいが、もう一度タップすると元のドライブが移行先になっているのがわかる


移動先には「WindowsApps」というフォルダーが作成され、その中にアプリが移動されている


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