インターフェースも必要十分なものを装備
インターフェースはYOGA 3 14型モデルとYOGA 3 11.6型モデルで、USBポートの仕様が多少異なり、14型モデルでは、USB 3.0、Powered USB 3.0、USB 2.0を装備しているのに対し、11.6型モデルでは、USB 3.0、USB 2.0×2となっている。
合計ポート数はどちらも3ポートだが、USB 3.0を2基使えるYOGA 3 14型のほうが仕様的には上だ。また、USB 2.0は、本体への給電用端子を兼ねており、ACアダプターからのケーブルをUSB 2.0に差し込んで利用する。そのほか、両モデル共通で、MicroHDMI出力とマイク/ヘッドホン端子、SDカードスロットを備えている。ACアダプター接続時は空いているUSBポートが2基となるが、モバイルで利用する場合は、USBポートを3基使えることになり、実用上は十分だ。
ワイヤレス機能としては、両モデル共通でIEEE 802.11ac/a/b/g/n/対応無線LAN機能とBluetooth v4.0をサポートしている。こちらも過不足のない仕様である。ちなみに、YOGA 3 ProのインターフェースはYOGA 3 14型モデルと同じく、USB 3.0、Powered USB 3.0、USB 2.0、MicroHDMI出力、マイク/ヘッドホン端子、SDカードスロットとなっており、ワイヤレス機能も同等である。
ACアダプターはコンパクトで軽く、ACプラグ部分を本体に折りたためるようになっているので、携帯に便利だ。ACアダプターと本体を接続するケーブルの本体側のコネクタは、逆指しや他のUSBポートに間違って挿入されることを防ぐために、上の角が一つ横に延びている。
YOGA 3は、省電力設計のCore Mや第5世代Core iを搭載しているため、バッテリー駆動時間も長い。公称バッテリー駆動時間は、YOGA 3 14型が約7.2時間(JEITA 2.0)、YOGA 3 11.6型が約7.6時間(JEITA 2.0)、YOGA 3 Proが約8時間とされており、一般的な使い方なら、1日十分使えると思ってよい。