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え~ぶい!第5回

野村ケンジ・鳥居一豊の両氏に聴いた、“楽しめる”注目曲

ハイレゾでアニソン、オレたちならこれを聴く[2014年版]

2015年01月08日 13時00分更新

文● 編集部

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 2014年はハイレゾ配信への注目度が大きく高まった1年だった。配信楽曲数も飛躍的に増え、24bit/96kHzだけでなく24bit/192kHz、あるいはDSDなどさまざまなフォーマットも増えている。そしてこのブームを生むために、アニソンが果たした役割は大きい。では何を聴いたらいい? そんな疑問にアニソン大好きなライター陣がお答えします。

まずは作品世界を思い出し、没入できるサントラから!

── 時間の許す限り、聞いてみたいと思います。お二人には必聴盤を取り上げてもらいましたが、いくつか重なったものがありましたね。まずはそのあたりから。

鳥居一豊さん

鳥居 それでは“新劇のヱヴァ”から行ってみましょう。僕はサントラが大好きで、例えば、ポータブル機を使って電車に乗りながら聴くと、周囲はありきたりでも、頭の中に登場人物(ヱヴァで言えばシンジくん)が見ている風景が広がるような感覚になります。このアルバムのいいところは、短い時間で序・破・Qの3作を振り返れるってところかもしれないですね。3分で思い出す新劇ヱヴァといった意図でプレイリストを作ったら楽しい。

野村 実は僕、CDで新劇のサントラを聴いたことがないんです。いつか高音質フォーマットでのリリースがあるんじゃないかなぁって、勝手に想像してた面もあて。だから、逆に鳥居さんには“CD版を聴いたときの感触がハイレゾ化でどう変わったのか”を聞きたいですね。

鳥居 実は一番最初にCDで『evangelion:1.0 you are (not) alone original sound track』を聴いたとき、少し物足りなさがあったんです。追体験という意味では、BDで映像を見たとき以上の感覚がなかったというか……。一方で、先行してリリースされたテレビシリーズのハイレゾ版は「リマスターを少しがんばりすぎたかな」と思う面もあった。

野村 確かに僕も、テレビシリーズのサントラは現代風にしすぎている印象がありました。少し惜しいと思ってたんです。

鳥居 そういう意味で、新劇ヱヴァのサントラはノーマークの作品だったんですよ。でも改めてハイレゾで聴くと、考えが変わりますね。やはりCD用に作った音源を単純にリマスターしただけのデータじゃないなって。マスターの情報をあるべき姿のまま入れようとする気持ちが伝わってきました。

試聴機材:
LINN「KIKO DSM」~ハイレゾをスマートに楽しめる一体型機

 今回の取材ではLINN JAPANのネットワークオーディオプレーヤー「KIKO DSM」を試聴機として選択しました。ゲーム機を髣髴とさせるようなコンパクトで独特の曲面で構成された外観の魅力に加えて、扱いやすさ、音質の高さという面でも魅力的な1台です。

 また、接続のしやすさにもこだわりがあります。プラス・マイナスの区別などが難しいスピーカーケーブルは逆差しなどの間違いがおきにくい専用コネクターとなっています。豊富なデジタル入力端子を持ち、またHi-Fi機器ながら、HDMI端子を装備していて、BDプレーヤーなどとの接続が容易な点も特徴です。BDプレーヤーの中にはSACD再生に対応した機種も存在しますが、HDMI経由で高音質な伝送が可能であるため、すでに所有している機器やソフトの活用という意味でも申し分なしです。

 デザインの選択肢も多彩で、写真のゴールドのほか複数のカラーバリエーションを選択できます。

シンプルだがスタイリッシュなデザイン。ネットワーク再生に加え、豊富なデジタル入力も備えています。
スピーカーケーブルは逆差しがしにくく、しっかりとした装着が可能。
付属のスピーカーもコンパクトですが、非常に高品位。低音も豊かです。

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