国立研究開発法人 放射線医学総合研究所は4月8日、マウスの凍結受精卵を国際宇宙ステーション(ISS)に向け打ち上げると発表した。
宇宙放射線被ばくによる発がんと継世代影響の基礎研究を行うもの。系統ごとのマウス凍結受精卵20~50個ずつをチューブに入れ、緩慢凍結法によって凍結したチューブ100本をコンテナとし、約6ヶ月間ISSの日本実験棟「きぼう」で保管する。
解凍して仮親に移植、発生・成長させるのは地上に戻してからで、同様の保管を地上で行ったマウスと比較する予定。凍結受精卵はSpace Xのドラゴン補給船運用6号機に搭載し、4月13日の打ち上げとなる。
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