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サポート切れOSの移行支援製品を拡充、移行先環境パッケージも発売

NEC、社内に残る「Windows Server 2003」無償発見サービス

2015年04月08日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 NECは4月7日、今年7月の「Windows Server 2003」サポート終了に向けた移行支援サービス拡充を発表した。企業内に残っているWindows Server 2003マシンを発見するサービスを無償提供するほか、ストレージと移行ソフトウェアのパッケージ製品の販売も開始する。

 「ファイルサーバ発見サービス」は、Windows Server 2003で稼働している企業内のファイルサーバーをネットワーク経由で発見するサービス。これにより、Windows Server 2003で稼働するサーバーの見落としと移行漏れを防ぐ狙い。

 具体的には、NECが送付するセンサー機器を一定期間(最低1日間)社内ネットワークに設置し、その後機器を返送すれば、NECが情報抽出と解析を行って結果をユーザーに報告してくれる。報告までにかかる期間は、ネットワーク1セグメントの場合は約2週間。4月15日以降、NECのWebサイトから申し込めば無償でサービスが受けられる(限定100社。センサー機器設置/撤去まですべてNECのスタッフが行う有償オプションもある)。

NECが無償提供する「ファイルサーバ発見サービス」のイメージ。ネットワーク内にあるサーバーのOSバージョンを検出し、Windows Server 2003が稼働していないかどうかを確認できる

 「サーバ移行パック」は、「NEDAMバンドルモデル」と「サーバ仮想化延命セット」が用意されている。

 NEDAMバンドルモデルは、「iStorage NSシリーズ」と、ファイルサーバー移行支援ソフト「NEDAM」をセットにした製品。NEDAMを使うことで、業務を止めることなく簡単に旧サーバーからのデータ移行が可能となる。NECの試算では、手作業またはコマンドによるデータ移行と比較して「最大2.1倍高速」にデータ転送ができる。

 サーバ仮想化延命セットは、Windows Server 2003で稼働している現行システムを仮想化し、一時的に“延命”して利用し続けるための製品。Windows Server 2012 R2 Standardと、特定アプリケーション以外の起動を制限するホワイトリスト型セキュリティソフト「McAfee Embedded Control」がセットで提供される。

 なお、iStorage NSシリーズの最新機種となる「NS300Tf」単品での販売も開始している。インテルの最新CPU「Pentium G3240」や従来機比2倍のメモリを搭載しており、クライアントからのアクセス性能は従来機比30%向上している。

Windows Server 2012 R2をプリインストールしたファイルサーバー新機種「iStorage NS300Tf」

製品名 価格(税抜) 出荷開始日
ファイルサーバ発見サービス 無償※(限定100社) 4月15日受付開始
iStorage NS300Tf 44万8000円から 4月24日
サーバ移行パック
iStorage NS300Tf NEDAMバンドルモデル
47万8000円から 4月24日
サーバ移行パック
iStorage NS100Te NEDAMバンドルモデル
22万8000円 4月24日
サーバ移行パック
サーバ仮想化延命セット
22万円 4月22日

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