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ニンジンでも書ける?

鉛筆で画面に書けるタブレット、AnyPenの可能性を知る

2015年03月26日 09時00分更新

文● 遠藤諭、編集●ASCII.jp

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 確かにタッチ操作をするには、クラムシェルを開いて使うノート型デバイスのほうが話が早いというのはある。パッと開けばディスプレーとキーボードが一気に飛び出し、閉じればその2つをカバーできる。先日発表されたMacBook Airの割り切りのよさはある意味タブレット的ともいえるし、ThinkPad X1 Carbon国内限定モデルを買って満足そうな友人もいる。ついでに、Chromebookも米国の法人や学校市場では伸びているそうだ。

YOGA Tablet 2に新搭載されたAnyPenでは、指先や専用のペンだけではなく、いろいろなもので書ける。例えば、ボールペンのほか、写真内の鍵やネクタイピンなどだ。

 そんな状況もあるのだが、私がいま持ち歩いて使っているデバイスは何かと言えば「YOGA Tablet 2 8 with Windows」という奴になる。要するに8インチ画面のWindows 8.1搭載タブレットだ。

 あえて、8インチサイズのタブレットを使っている理由は、私が“文房具”として使いたいマシンを、いまちょっと探しているからだ。

 私がほしいのは、システム手帳みたいに気軽に持ち運び、使えるものなので、10~13インチのまな板みたいなものを常時持ち歩きたくない。

 これは私がクリエイターでもプログラマでもないからなのだが、逆に、文字を書くのが商売みたいなものなので、キーボードは別である。本体は、サッと片手でとり出せるもので十分だが、キーボードは“剣”のようにフルスペックでなければならない。

 クラムシェルがあまりに便利な発明なのでそちらに流れそうだったわけだが、ディスプレイとキーボードは、本来別モノでそれが身体論的に理想的な形というのはなにかということだ(ちなみに本体は大きさがないのが理想)。

 そんな私が、YOGA Tablet 2 8の新機種“AnyPenモデル”を見せてもらいに出かけてきた。

 ちなみに、私のお勧めキーボードは、「Logicool Bluetooth Illuminated Keyboard K810」と「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」だ。本体とキーボードのサイズが不釣り合いだっていいじゃないか! と思う。

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