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ニンジンでも書ける?

鉛筆で画面に書けるタブレット、AnyPenの可能性を知る

2015年03月26日 09時00分更新

文● 遠藤諭、編集●ASCII.jp

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 鉛筆でも、ニンジンですら操作できるタブレット。YOGA Tablet 2 with Windowsの新モデルに搭載された“AnyPen”は、専用のペンでなければ書けないタブレットの不自由さを解消する画期的な技術になりそうだ。それに興味を示したのが、最近がぜんWindowsタブレットに興味を持ち始めたという角川アスキー総合研究所の遠藤諭。レノボ・ジャパン モバイル製品部 部長の伊藤正史さんにお話を聞きながら、AnyPenの魅力を探ることにした。

私がいまタブレットに注目する理由──遠藤諭

 2010年にiPadが発売されたときには「世界はもうタブレットに向かって突進していて、PCはどんどんシュリンクしていく」と言われた。1年半ほど前には、「2014年にはタブレットがPCを販売台数で抜き去る」というシュミレーションを米国の調査会社が出して派手なグラフとともにニュースとなった。ところが、2014年のタブレット市場は、猛烈なブレーキがかかってその伸びはもはや止まったといってもよい。

 なにしろ、人気機種iPadが対前年13%減。タブレット全体で見ても前年まで50%台の対前年伸び率でガンガンいっていたのが、一気に7.2%という伸び率となったのだ(米IDCによる)。

 背景には、米国の家庭で、手軽かつ低価格に買える白モノ的なデバイスとしてタブレットが、かなり浸透してしまったことがある。その買い替えがそれほどされていないのだ。一方日本はまだ10%台と低い普及率なので状況が違う。普及していない理由はネット上のコンテンツや日本語で楽しめるアプリが英語のようには充実していないためだろう。

YOGA Tablet 2 8 with Windows

 そんなわけで世界市場でみるとタブレットは、個人向けからビジネス向け市場へと視点が移ってきている。デバイスの統合管理ではiOSに一日の長があり、自由度ではAndroid、いままでのパソコンの延長としてはWindowsなど特徴もハッキリしている。

 実は、急ブレーキがかかっていると言われるタブレットも、2in1などと呼ばれる、Windowsマシンのハイブリッド型と合わせると、(パソコンやPC+と言われるデバイス)全体の20%になるという意見もあって、ちょっと面白くなってくるわけだ。

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