VAIO Pからm-Stickまで、いろんなPCにWindows 10を入れてみた! 第2回
Windows 10をスティックPCやMiix 2 8にインストールしてみた!
2015年03月10日 12時00分更新
USBハブが必須! 「m-Stick」へのWindows 10インストール
m-Stickへのインストールは難関だった。こちらもMiix 2 8と同様に、ウェブからのアップグレードインストールを実行しようと思ったが、早速ハマってしまった。
というのも、m-Stickのシステムは、容量の制約上ファイルが圧縮されている。このため、アップグレードインストールはできないとの表示に。
そこで、前回作成しておいたUSBメモリーからのインストールに切り替えた。m-StickのEFIメニューを表示させるには、電源投入時にキーボードの「ESC」を押しておく必要がある。
ところが、起動プロセス時はBluetoothキーボードが効かず、EFIメニューへなかなか入ることができない。
USBキーボードをつなげばいいのだが、それではm-Stickに1つしかないUSB端子を塞いでしまう。数分ほど悩んだが、USBハブにUSBドングル付きの2.4GHz帯ワイヤレスキーボードとUSBメモリーを挿すことで、無事EFIメニューに入ることができた。
EFIメニューからUSBメモリーを選択してブートし、ここからアップグレードインストールを試みるが、やはり圧縮されているのでできないとのこと。仕方なくクリーンインストールを行なった。
インストールは行なえたが動作は不完全
インストール完了後は、チップセットやグラフィックス、Wi-Fiなど多数のデバイスが認識されておらず、常用するには厳しい。
マウスコンピューターのサポートサイトには、Wi-Fiのドライバーのみ配布されており、別のマシンからUSBメモリーなどを経由してインストール。その後Windows Updateなどを行なっても、チップセットドライバーなどが正しく動作することがなかった。
そのため、現時点でm-StickをWindows 10で動かすことは難しいと判断。1ページ目のコラムで紹介した方法で、Windows 8.1に戻すことにした。
次回はMacへのインストールに挑戦!
ここまでで4機種のPCにインストールを試みたが、一応はいずれもインストールは可能。正常に動くかどうかという点では2勝2敗という結果だ。次回は、MacBook Airと自作PCにWindows 10をインストールする。
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