VAIO Pからm-Stickまで、いろんなPCにWindows 10を入れてみた! ― 第4回
Windows 10を1万円台からの格安タブレット「Diginnos Tablet」へインストール!
2015年03月18日 12時00分更新
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本特集の2回目で、マウスコンピュータのスティック型PC「m-Stick」への「Windows 10 Technical Preview」のインストールを試みたが、結果的にアップグレードはうまくいかなかった。
32GBといった低容量のWindowsマシンでは、容量不足を補うためにシステムを圧縮していることが原因だった。
しかし、32GB以下の容量しかもたないWindowsマシンは、少数派だがタブレットを中心に徐々に増えつつある。価格が手頃であるがゆえ、こうしたマシンでWindows 10を試してみたい、という欲求が出てくるのは、当たり前のことだ。
というわけで、格安タブレットになんとかWindows 10をインストールできないものか、試してみた。
8~10型クラスの3種類のタブレットを用意!
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8型液晶を備える「DG-D08IW」。345gと軽量で、Atom Z3735F(1.33GHz)と2GBメモリーを搭載。ストレージ容量は16GB | 8.9型液晶の「DG-D09IW」。CPUにAtom Z3735F、2GBメモリー、32GBのストレージとなる |
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10.1型液晶の「DG-D10IW2」。こちらもCPUはAtom Z3735F、2GBメモリー、ストレージ容量は32GBだ |
今回用意したのはサードウェーブデジノスのWindowsタブレット「Diginnos Tablet」の3機種。8型液晶を備える「DG-D08IW」(税抜の直販価格は1万8500円)、8.9型液晶の「DG-D09IW」(同2万7760円)、10.1型液晶の「DG-D10IW2」(同3万3320円)だ。
ストレージ容量を32GB以下の機種にしぼり、価格を抑えたという今回の趣旨にピッタリはまる製品だといえるだろう。
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DG-D09IWとDG-D10IW2については充電用のUSB micro B端子に加えて、USBメモリーなどを直挿しできるUSB A端子を備える。このおかげで、Windows 10のインストール作業が格段にラク |
タブレット型ということもあり、一般的なノートにくらべて拡張端子は少なめ。とはいえ8.9型のDG-D09IWと、10型のDG-D10IW2については、USB A端子が付いており、USBメモリーなどをホストケーブルなしで直接差せる。
そのため、電池切れの心配なく、充電しながらじっくりとWindows 10へのアップグレード作業を試せる。8型のDG-08IWについてはホストケーブルが必要だ。
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DG-D08IWは、多くのタブレット製品と同様microUSB端子のみ。ホストケーブルが必要だ |
次ページへ続く、「USBからのクリーンインストールを実行」

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