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「Venue 8 Pro 3000」連続レビュー

8型の絶対的な小ささは評価されるべき

デルの8型タブが低価格なままブラッシュアップ!「Venue 8 Pro 3000」

2015年02月10日 08時00分更新

文● 正田拓也

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デル Venue 8 Pro 3000シリーズタブレット

 デルの「Venue 8 Pro」シリーズは、8型Windowsタブレットの中でもベストセラー機だ。初代モデルは2013年末に発表されており、活用している人も多いだろう。ベストセラーとはいえ、デジタルの世界で1年も前の機種となると心配してしまうものだが、デルは2014年末に後継機種を出してきた。それが今回紹介する「Dell Venue 8 Pro 3000シリーズタブレット」だ。

 この「Venue 8 Pro 3000」は、最新仕様のCPUにブラッシュアップされた上、価格が抑えられ、マイクロソフトオフィスまでプリインストールされてしまうという新製品だ。

8型の絶対的な小ささは評価されるべき

 低価格のWindowsタブレットといえば、今冬シーズンは10型程度のディスプレーにキーボードを付けた製品が注目されている。決して8型の魅力がなくなったわけではなく、逆にすみ分けがなされたと考えたほうがよいだろう。10型キーボード付きタブレットは、どちらかと言えば低価格でコンパクトなWindowsノートPCが欲しいという需要に応えるものだからだ。

 一方の8型は、とにかく携帯に便利だ。電車の中などで立ったまま片手で持って使えるWindowsタブレットは、やはり8型だ。持ち歩き時の軽さや場所のとらなさも、8型のメリットだ。しかも、この「Venue 8 Pro 3000」は価格が送料込みかつ税込で2万4980円と低価格ながら、Microsoft Office Personal 2013が付属している。従来、この価格帯のタブレットはAndroidの独壇場だったが、Windows 8.1にオフィスが入って2万円台のVenue 8 Pro 3000は、真っ向から対決できる製品となっている。

 今はマイクロソフトオフィスが使える環境は多くなり、互換ソフトやタブレット向けのバージョンでもオフィス文書の閲覧や多少の編集は行なえる。だが、互換版で気になるデザイン崩れを心配することなく、また、マクロも動作する。外部キーボードやマウスを用意すれば、本格的な編集作業も可能だ。

プレーンで作りのよい8型タブレット

電源ボタンは上側面にある。ヘッドホンジャックもある
下側面にはスピーカーがある
右側面にインターフェースやボタンが集中。上からmicroUSB、Windowsボタン、音量ボタンと少し離れてmicroSDカードスロットがある
左側面には全く何もない

 前置きが長くなってしまったが、つまりは今までWindowsデスクトップやノートでしかできなかったことが、8型サイズに収まっているということ、しかも、それをAndroidタブレットとほぼ変わらない予算で気軽に購入できるのが、このVenue 8 Pro 3000の素晴らしい点だ。

 ボディを見ていくと、何の変哲もないタブレットだ。ボディサイズは216.2× 130×9.0mmで、重さは391g。Windowsパソコンとしてかなり軽い。インターフェースは、充電にも外部機器との接続の両方に使えるmicroUSBポート、microSDカードスロット。microSDカードは挿入した状態でもカードスロットにはフタがあり、カードを挿しっぱなしで使うこともできる。

 操作ボタンは電源と音量の上下のほかにWindowsボタンがある。Windows 8.1のUIで使う場合には数多く押す必要のあるWindowsボタンがリアルな押しボタンスイッチとして装備する点も特徴だ。ボタンが側面にあるため画面タッチ式のWindowsボタンよりも使いやすいと感じる人もあるだろう。

 タブレットとしてハードウェアの出来具合だが、ボディ背面がホワイトのプラスチック製となるものの、がたつきやたわみ、接合部の雑さを全く感じないばかりか、逆にしっかりとした剛性感を感じるボディで、外で持っていても不安を感じるところはない。

シンプルな外見は◎

背面はホワイト。カメラとデルのロゴがあるだけだ

 「Venue 8 Pro 3000」は、デザイン的にもシンプルで老若男女、誰にでも好き嫌いのないものに仕上がっている。このあたりはやっぱりデルというブランドの安心感だろう。背面のデルのマークやカメラの部分に若干の凹凸があるが、さまざなシールでデコレーションする場合にも貼る場所には困らない。

 ただし、あまりにツルっとしたボディのため、ホワイトだから目立たないといえ、指紋が残ってしまったりすることもありそうだ。

 液晶面は画面を点灯させていない場合はほぼ真っ黒。表面側にブランドや型番を示すような文字は一切ない。いちいちどの機種を使っているかのアピールが嫌いな人にもぴったりだ。また、画面は狭額縁ではなく、液晶縁からボディ縁までは適度な間隔があり、手に持った場合でも画面の隅をミスタッチしてしまうこともないだろう。

 次回は、使い込んだ上での感想、そして多くの読者が気になるパフォーマンスをベンチマークで調べてみよう。

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