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10.1型でキーボード付属「Yoga Tablet 2 with Windows」

ぶら下がりSIMフリー! ウィンドウズ版「Yogaタブ」の魅力

2015年01月08日 09時00分更新

文● きゅう/ASCII.jp編集部

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10.1型でLTE通信に対応したYOGA Tablet 2。Android版はシルバー、Windows版はブラックとなる。

ぶら下がる上にSIMフリーなんて!

 回転ヒンジとぶら下がる。この独特なコンセプトで話題の「YOGA Tablet 2」。Wi-Fiモデルが先行して販売されてきたが、昨年末からLTE通信に対応したモデルが登場した。NTTドコモやソフトバンクなど、キャリアの制限なく使える「SIMフリー」タイプの製品となっており、量販店などで販売されているSIMカード(格安SIM)を差すことで、モバイル環境でも手軽に通信環境を確保できる。

YOGA Tablet 2のラインアップ
* 8型 10.1型 13.3型
Windows 8.1 Wi-Fi版
──
Wi-Fi版
LTE版
──
──
Android 4.4 Wi-Fi版
LTE版
Wi-Fi版
LTE版
Wi-Fi版
──

 YOGA Tablet 2では、画面サイズとして8型、10.1型、13.3型が選べる。OSはAndroid 4.4とWindows 8.1 with Bingの2種類がある。LTE通信が選べるのはこのうち、8型と10.1型のAndroid、10.1型のWindowsモデル(関連記事)。まとめると表のように8モデルが存在する状況だ。

 解像度は最上位の13.3型(YOGA Tablet 2 Pro)のみ2560×1440ドットで、ほかは1920×1200ドット。Proはプロジェクター内蔵などいろいろ個性的だ。とはいえ基本スペックやデザインはほぼ共通となっており、いずれもAtom Z3745(1.3GHz)と2GBメモリーを搭載する。

色の違いを除けば、ぶら下げるための穴を含め、Windows版、Android版の外観はまったくといっていいほど同一。

ただしWindows版にはAndroid版にはない、Micro HDMI出力がある(写真)。ストレージ容量なども16GBに対して32GBと多い。

 ただしOS動作に要求されるスペックの都合上、Windows版(YOGA Tablet 2 with Windows)はストレージ容量が32GBと多い。また側面にディスプレー出力用のMicro HDMI端子を持ち、Officeも付属する。若干の差はある。

 個人的には価格や利用感の自然さという意味で、LTE版では「YOGA Tablet 2-1050L」など、Android 4.4搭載モデルがおススメ。ただし8モデルの中でキーボードが標準付属するのは、10.1型のWindows版のみとなる。コンセプトもよく、なかなか使いやすいキーボードで捨てがたい。

 SIMフリーのWindowsマシンはまだ珍しい。Windows版のYOGA Tablet 2が、どうしてもほしいというのなら、まずはここで紹介する、10.1型でLTE対応モデル「YOGA Tablet 2-1051L」を狙ってはどうだろうか? 実売価格は5万6000円台前半となっている。

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