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10.1型でキーボード付属「Yoga Tablet 2 with Windows」

ぶら下がりSIMフリー! ウィンドウズ版「Yogaタブ」の魅力

2015年01月08日 09時00分更新

文● きゅう/ASCII.jp編集部

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自由度高く、なかなか快適に使えるキーボード

 さて、付属のキーボードを取り付けたYOGA Tablet 2 with Windowsに触れる。見た目はジャストB5サイズの一般的なモバイルノートと変わらない。

キーボードをつけたところ。Bluetoothキーボードで、シリンダー状のヒンジ部分にマグネットでカチっとくっつく仕組みとなっている。サイズはB5サイズとほぼ同じぐらい。

 小ぶりではあるものの、実際にタイプしてみると、タッチがしっかりしており期待以上に打ちやすく感じる。適度にチルトするのも打ちやすさに貢献している。強いていうと、タッチパッドの部分の凹凸がかなり粗く、サイズも小さい点が気になるところではあるのだが、YOGA Tablet 2はタッチ対応のタブレットだ。指先で画面を触れてスムーズに操作できるので、問題にはならないだろう。

こういう風に使っていると、小さめのWindowsノートにしか見えない。操作感もノートそのものである。

 一般的な2in1ノートと比較して、メリットでもあり、デメリットにもなりうるように思ったのがヒンジの開閉である。一般的なノートではキーボードにあるヒンジのトルクによって、ディスプレーの角度を維持するのだが、YOGA Tablet 2はまず本体をスタンドで立て、その下側にキーボードを置く感じになる。

液晶角度を自由に変えられる点はメリット。寝かせることも(左)、自由な角度で立てることも可能(右)。

 良い点としては、ディスプレーの角度を極めて自由に決められること。デタッチャブルタイプの製品では、キーボードにタブレット本体を置くものが多く、ディスプレーの角度が固定になってしまう機種が多いが、そういった不自由さがない。また、自立するので本体(タブレット部)とキーボードを分離した利用も可能だ。たとえばより寝かした“チルトモード”にしておいて、本体とは若干離した場所でキーボードを使うなど自由度が高い。

Bletoothキーボード。充電は右手前にあるMicro-USB経由でする。

 また壁際に置いた机などであれば、壁にハングモードでつるして手元のキーボードで操作することなどもできるだろう。

 強いて悪い点を挙げるとすると、クラムシェルを開けば済むノートとは異なり、使い始める前に本体のスタンドを開き、立てるという動作が加わる点だろうか。YOGA Tablet 2のスタンドは若干硬めなので、一動作増えた印象がある点は否めない。まあこのあたりは慣れの問題だろう。

キーボードで液晶ディスプレーを覆うようにして持ち運べる。

 ちなみにキーボードは写真のようにタブレット側の液晶にかぶせるようにして持ち運べる。なかなかしっかりとした感じだ。本体の重量は約629gあり、キーボードを含めた重さは実測で950g程度だった。タブレットと考えると重いが、小型のノートと考えれば十分軽い部類に入る。タブレットとしての利用はもちろんだが、小型のサブノートがほしいという向きにもアピールできるスペックではないだろうか。

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