このページの本文へ

スマートメーター用無線規格「Uバスエア」の活用を探る

スマートメーターで水道・ガス共用自動検針、横浜市で初の実証実験へ

2014年12月22日 18時47分更新

文● 行正和義

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

実証実験の概要 

 日立製作所と東京ガス、横浜市水道局は12月19日、同一の無線システムを共用して水道・ガスの自動検針を行う実証実験を行うことで合意。2015年4月からの1年間に実証実験を行う。

 水道・ガスの消費を各住戸ごとにチェックする検針業務の自動化とともに共用化を目指す実証実験。ガス・水道の無線・自動検針システムとしてはこれまで実用化されていないため、初の試みとなる。

Uバスエアはガスメーター間でバケツリレー式にデータを渡すことで電波出力を抑えて長期の利用を可能としている 

 実験では、横浜市水道局が所有する集合住宅にスマートメーター用無線規格「Uバスエア」を用いた無線システムを設置、無線によって自動検針を行う。Uバスエアは920MHz帯を用いるIEEE 802.15.4g/e規格の無線通信で、多段中継機能を持ち、メーターに設置された端末から端末へバケツリレー方式にデータパケットを渡して広域通信端末から情報を収集する。また、端末は電池で10年間動作が動作するという低消費電力が特徴。

火災報知機などさまざまな機器の接続を考慮しており、将来的なセンサーネットワークとしての普及を見込んでいる

 今回の実証実験では、自動検針システムで収集したデータと、従来どおり検針員によって得られたデータを比較検討、データの正確さ、運用面での有効性を検証する。今回の実証実験には含まれないが、Uバスエアを用いたセンサーネットワークとしては、将来的に高齢者の見守りといったさまざまなサービスが想定されている。

■Amazon.co.jpで購入

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン