バンパーなどのカスタマイズが可能な
“尖った”ポタアン パイオニア「XPA-700」
パイオニアのポタアン初号機「XPA-700」(実売価格6万1000円前後)は、“尖っている”のひと言。
「TACTICAL ARMORED」という愛称のとおり、堅牢そうなボディーもさることながら、ESS製DAC「ES9018K2M」を採用し、DSD 5.6MHz(ネイティブ/ASIO)や384kHz/32bit PCMに対応するなど機能面でも尖っている。
パッケージにはパーツを多数同梱し、カスタマイズの幅を持たせたところも通好みだ。
外観からは想像できない繊細でツヤのある音
Xperia Z3との接続は特に支障なく、あっさりハイレゾ再生を認識。本体側面にあるインジケーターにも、ハイレゾ信号を示すLEDが点灯した。
その音だが、男性的な外観からは想像できないほどの繊細さとツヤが印象に残る。「What's New」のリンダ・ロンシュタットの声は伸びやかで、口もとの微妙な動きを想像できるほど情報量が多い。
かといって瞬発力もあり、Steely Danの「Pixeleen」では冒頭のスネアの音もタイトに決まる。
最大192kHzにまでオーディオソースの情報量を引き上げるアップサンプリング機能や、DACのロックレンジ精度を調整してジッターを低減させる「LOCK RANGE ADJUST」機能など付随機能も多く、“ポータブルオーディオファン垂涎の1台”といえそうだ。
(次ページに続く、「JVCケンウッド「SU-AX7」とXperia Z3を接続してみた」)
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