このページの本文へ

ディスプレー上部に3Dカメラとプロジェクター、本体手前にタッチマットと呼ばれる装置を搭載

SFのPCが現実に! 仮想ディスプレーを操作するノート「Sprout by HP」

2014年10月30日 19時41分更新

文● 花茂未來

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「Sprout by HP」

 米ヒューレット・パッカーは現地時間の10月29日、「sprout」と呼ばれるシステムを搭載したオールインワンPC「Sprout by HP」の販売を開始した。

 Sprout by HPは、ディスプレー上部に3Dカメラとプロジェクター、本体手前にタッチマットと呼ばれる装置を搭載している。このプロジェクターからタッチマットに仮想ディスプレーを投影し、それをタッチして操作するという仕組み。

 紹介動画では、動画編集や文書作成、さらにカメラを使った紙の本のスキャンまで可能な様子。主なスペックは、4コア/8スレッドのCore i7-4790S(3.2GHz/最大4GHz)、8GBメモリー、1TB HDDなどOSはWindows 8.1(64bit)を採用している。

 ディスプレーはタッチ対応の23型で、解像度は1920×1080ドット。無線規格は無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)とBluetooth 4.0に対応している。電源は350WのACアダプター供給だ。

 直販価格は1899.99ドル、日本円で約20万7000円となっている。なお「日本での発売は未定」(日本HP広報)とのこと。

カテゴリートップへ