予算や用途に応じてパーツ構成をカスタマイズ
続いて、「LIFEBOOK WU1/S」の構成パーツについて見てみよう。パーツ構成をカスタマイズ可能な富士通WEB MARTカスタムメイドモデルでは、CPUとしてCore i3-4005UとCeleron 2957Uの2種類が用意されており、主な違いは表のようになっている。パワフルなのはCore i3-4005Uだが、Celeron 2957Uは価格が安いというメリットがある。主な用途がオフィススイートやメール、ウェブブラウズであれば、Celeron 2957Uにしてメモリーを多めにするといった選択も十分アリだろう。
「LIFEBOOK WU1/S」で選択できるCPUの違い | ||
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名称 | Core i3-4005U | Celeron 2957U |
動作周波数 | 1.7GHz | 1.4GHz |
コア数/スレッド数 | 2/4 | 2/2 |
キャッシュ | 3MB | 2MB |
内蔵GPU | Intel HD Graphics 4400 | Intel HD Graphics |
グラフィックス機能は、CPU内蔵のGPUを利用する。CPUにCore i3-4005Uを選んだ場合はIntel HD Graphics 4400で、Celeron 2957Uの場合はIntel HD Graphicsだ。Intel HD Graphics 4400であれば軽めの3Dゲームならプレーできるものの、Intel HD Graphicsでは動作が重くなってしまうこともあるだろう。
メモリー容量については、4GBか8GBのいずれかを選択可能だ。メールやネット程度なら4GBでも十分だが、複数のソフトを同時に起動したり処理の重い作業をするなら8GBを選びたい。ちなみに店頭モデルのスペックは4GBに固定されているため、メモリー容量の点では直販モデルのほうが有利だ。
ストレージとしては、500GBのHDDと500GBのハイブリッドHDD、256GB SSDの3種類が用意されている。アクセス速度がもっとの速いのはなんといってもSSDだが、500GBのHDDは容量が大きく価格が安いというメリットがある。「LIFEBOOK WU1/S」を検討するなら、それぞれの長所をいいとこ取りしたハイブリッドHDDをオススメしたいところ。
オフィスソフトとしてはオフィスなしの構成か、発表されたばかりの新オフィス「Office Personal Premium プラス Office 365 サービス(Word、Excel、Outlook)」または「Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス(Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote)」を選択できる。また光学ドライブとして外付けのDVDスーパーマルチドライブを追加可能だ。