加速度センサーを内蔵、ディスプレーの角度の状態を検出
一体型PCがキャンバスに! 3スタイルに変化する23型「ESPRIMO WH77/S」-富士通
2014年10月09日 11時00分更新
富士通は3つのスタイルで使用できる23型オールインワンデスクトップPC「ESPRIMO WH53/S」、「ESPRIMO WH77/S」を発表した。11月21日に販売開始予定。
両製品は6本のスプリングを搭載するヒンジ機構を採用し、デスクトップPCでありながら3つのスタイルに変形する。通常時の「ベーシックスタイル」に加え、ウェブ閲覧などに最適な「タッチスタイル」、付属のデジタイザーで画像編集やメモをするのに最適な「ペンスタイル」で使用可能だ
また、加速度センサーを内蔵し、ディスプレーの角度の状態を検出する。これにより、ベーシックスタイルやタッチスタイルからペンスタイルに変更した際に、ペン先のみの操作を感知する「パームリジェクション」や、ペンでの書き込み用途に最適な見え方になる「ペーパーモード」が自動作動する(設定で変更可能)。
ディスプレーは23型で、解像度は1920×1080ドット。OSはWindows 8.1 Update(64bit)を採用する。通信規格は有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0に対応する。インターフェースはUSB 3.0×4、USB 2.0×1、マイク入力/ヘッドフォン出力端子×1など。Office Home and Business Premiumに加え、ハガキやラベルが作成できるアプリ「筆まめ Ver.24も標準搭載している。
またESPRIMO WH77/Sのみ、インテルの2つのカメラで人の動きや物体の形を検出する技術「RealSense」テクノロジーを搭載。プリインストールアプリはチュートリアルだけだが、インテルの専用サイトでダウンロードすれば3Dキャプチャーやジェスチャーでの操作やゲームなどが可能だ。
スペックは、下位モデルのESPRIMO WH53/Sが、CPUがCore i3-4100M(2.5GHz)、メモリーは4GB、ストレージは1TB HDDという構成だ。価格は、19万円前後もしくは19万円強。
上位モデルのESPRIMO WH77/Sは、CPUがCore i7-4712MQ(2.3GHz)、メモリーは8GB、ストレージは2TB HDDという構成だ。価格は22万~23万円前後。
WH53/S、WH77/Sの主なスペック | ||
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製品名 | ESPRIMO WH77/S | ESPRIMO WH53/S |
CPU | Core i7-4712MQ(2.3GHz) | Core i3-4100M(2.5GHz) |
GPU | インテル HD グラフィックス 4600 | |
メモリー | 8GB | 4GB |
ストレージ | 1TB HDD | 2TB HDD |
ディスプレー | 23型(1920×1080ドット) | |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0 | |
光学ドライブ | Blu-rayディスクドライブ(BDXL対応) | |
内蔵カメラ | 200万画素ウェブカメラ | 92万画素ウェブカメラ |
インターフェース | USB 3.0×4、USB 2.0×1、マイク入力/ヘッドフォン出力端子×1、SDカードスロット | |
サイズ/重量 | 約幅564×奥行229×高さ385mm/約9.9kg | 約幅564×奥行229×高さ385mm/約9.7kg |
カラバリ | 黒 | 白/黒 |
OS | Windows 8.1 Update(64bit) | |
価格 | 19万円前後もしくは19万円強 | 22万円~23万円前後 |