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スマホからタブレット、4Kまで! 「CEATEC JAPAN 2014」で最先端を知る!! 第5回

CEATEC 2014、タブレットの目玉はMEMS IGZOと手書き入力モデルだ

2014年10月07日 19時55分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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シャープは高い色再現度を誇るMEMS IGZO液晶搭載タブレットを展示

 「CEATEC JAPAN 2014」ではタブレットの展示数はさほど多くなかったものの、東芝の手書き入力技術搭載タブレット、シャープのMEMS-IGZO液晶搭載タブレットなど、興味深い参考展示があったのでご紹介する。

東芝、ワコムと共同開発した手書き入力技術搭載タブレット

ワコムと共同開発した手書き入力技術を搭載したタブレット

専用のノートアプリ「TruNote」では、多彩な入力が可能

撮影した画像から文字を抜き出してくれる「TruCapture」はかなり便利そう

 東芝が参考展示した8インチの手書き入力技術搭載タブレットは、ワコムと共同開発した「アクティブ静電結合方式」を採用し、紙と鉛筆のようになめらかな書き味をうたう。また、専用のノートアプリ「TruNote」および撮影した画像の文字を認識するアプリ「TruCapture」により、文字入力に特化したモデルとなっている。

IGZOを超えるMEMS-IGZO液晶搭載モデルを参考展示

高い色再現性と低消費電力が特徴のMEMS-IGZO液晶を採用したシャープの7型タブレット

 シャープはMEMS-IGZO液晶を採用した7型タブレットを参考展示していた。MEMS-IGZOは、米PixtronixのMEMS(微小電気機械システム)液晶とシャープのIGZO液晶技術を融合したディスプレーで、カラーフィルターと偏光板を通さないシンプルな表示形式により、光のロスの低減や省電力化を実現、またRGB光源によるNTSC比120%の高い色再現性を備えているという。

同ブースには、製図などに用いられる4K液晶を搭載した最新の法人向けタブレット「タフパッド 4K」も展示されていた

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