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スマホからタブレット、4Kまで! 「CEATEC JAPAN 2014」で最先端を知る!! 第4回

京セラ、富士通、シャープなどがブースを設置していた

人工筋肉ヒンジや手首スマホが凄い、CEATECスマホブース

2014年10月07日 18時58分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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CEATEC 2014のスマホブースは京セラが凄い

 「CEATEC JAPAN 2014」では、富士通やドコモ、ファーウェイやシャープなどがスマホの展示を実施しているが、ぜひ注目していただきたいのは京セラだ。堅牢スマホ「TORQUE」の防水デモやタッチパネル体験のほか、人工筋肉ヒンジを採用した変形端末「FLEXION」など、参考展示も多い。また、ドコモブースではBluetooth接続でSIMとスマホ本体の非接触同期を実現する「ポータブルSIM」なども展示されていた。

 人口筋肉ヒンジや曲面ディスプレー、京セラの技術の結晶がここに

堅牢スマホ「TORQUE」の水没デモや手袋をはめてのタッチ体験が実施されていた

 京セラブースでは、耐久性に優れるラグド系スマホ「TORQUE」の水没デモを実施していたほか、手袋をはめたまま操作できるディスプレーを実際に試すことができた。

人工筋肉ヒンジとフレキシブルディスプレーを採用した「FLEXION」。本体をぐっと曲げればノートPCのようにキーボードを使用できる

曲面ディスプレー搭載で有機的なデザインが特徴の「BIO EDGE」

フレキシブルディスプレー搭載で、バングルモードやクリップモードに変形する超薄型スマホ「PROTEUS」

 記者の目を惹いていたのは、人工筋肉ヒンジを採用した変形端末「FLEXION」、曲面ディスプレー搭載で有機的なデザインが特徴の「BIO EDGE」、フレキシブルディスプレーによるリストバンドモードや、物にひっかけてボイスコマンドで操作するクリップモードに変形する超薄型スマホ「PROTEUS」だ。いずれも参考出展で、販売時期は未定。従来型スマホの形状を外れたユニークな製品は、京セラならではの高い技術力に裏付けされていると言える。

海外展開モデルなども展示されていた

ポータブルSIM登場で、SIMは「持ち運ぶ」ものに?

ドコモの次世代技術「ポータブルSIM」

画像で手に持たれているのが認証デバイス。NFCでスマホとBluetooth接続すれば、普通のSIMと同じ感覚で使える。接続には10数秒程度の時間がかかるが、マルチデバイスを利用しているユーザーにはありがたい機能だ

 ドコモブースには特別な製品展示こそなかったが、次世代技術「ポータブルSIM」の参考展示が多くの人を集めていた。SIMカードを内蔵する小型の認証デバイスとスマートフォン間でBluetooth接続を行いSIMを認証、カードの抜き差しをすることなくマルチデバイス利用が可能となる。NFCを搭載し、自宅ではタブレット、外出時にはスマートフォンといった利用がスムーズにできるため、普段から多くのデバイスを活用するという人には便利だろう。サービス開始時期は未定だ。

富士通、シャープ、ファーウェイは最新モデルを展示

 富士通、シャープ、ファーウェイのブースでは、各社の最新スマートフォンを展示していた。またシャープのブースでは、同社が先日発表したスマホが話しかけてくる機能「エモパー(emopa)」を実際に体験できる。

富士通の「ARROWS NX F-02G」

らくらくスマートフォンなども展示

ファーウェイの「Ascend P7」

「Ascend G6」

シャープのブースでは最新の「AQUOS ZETA」でエモパーを体験できた

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