これまでCEATECのAV機器系の花形といえばテレビだったが、今回はCEATECがはじまる前からテレビ系の展示は少ないのではないか、と思っていた。ソニーが不参加なのと、東芝がほとんどテレビの展示を行なっていないためだ。
実際、従来ほどの盛り上がりはないものの、パナソニックとシャープのブースは見どころが多い。パナソニックは「4K」を前面に押し出し、テレビでけでなくレコーダーやデジタルカメラも展示していた。
一方のシャープは、4Kだけでなく8Kのディスプレーも参考展示。高精細な映像を確認でき、次世代のスーパーハイビジョンに向けて着々と開発を進めていることがうかがえる。
NHKのブースでは2016年の8K試験放送に向けて、8Kのハイブリッドキャストを参考展示。テレビ業界は早くも4Kから8Kに進みつつあるように感じた。
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