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やりすぎ! マウスとASCII.jpが最強最速を求めた超高容量コラボPC

文●高橋量

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 「NEXTGEAR i640GA4-SP-ASCII」は、マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」の「NEXTGEAR i640」シリーズをベースにしている。ゲースは同モデルで使われているものと同じく、兜のようなデザインを採用したATXミドルタワーだ。

「NEXTGEAR i640GA4-SP-ASCII」のフロントパネル。電源を入れるとスリットからLEDの光が見える

フロントパネルを開けると、光学ドライブとして用意されているDVDスーパーマルチドライブにアクセス可能。ドライブベイの下にあるパネルはメッシュ状になっており、ワンプッシュで脱着できる。さらにその奥には120mmのファンが設置されているので、エアフローは良好だ

本体背面のバックパネル。用意されているインターフェースはUSB 3.0×4、USB 2.0×2、1000BASE-T対応有線LAN、キーボード/マウス兼用PS/2ポート、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1、HDMI×1など。水冷用のチューブ穴も用意されているが、本モデルは空冷式だ

フロントパネル上部にはUSB3.0×2、USB2.0×2、17in1カードリーダー、ヘッドホン端子などを配置

 CPUはHaswell Refresh世代のCore i7-4790(3.6GHz)だ。オーバークロックが可能な「Devil's Canyon」ことCore i7-4790Kではないものの、定格周波数による安定した動作を期待できる。チップセットはインテルZ97 Expressで、マザーボードはMSI製のOEMだ。

本体左側面のサイドカバーを取り外すことで内部にアクセスできる

「NEXTGEAR i640GA4-SP-ASCII」の内部。ドライブベイやスロット周りに余裕のある構成だ。電源には80PLUS BRONZEで700Wのユニットを採用している

CPU周りのレイアウト。マザーボードはMSI製のOEMで、型番は「Z97-S01」。試用機ではCooler Master製のCPUクーラーが利用されていた

タスクマネージャーの「パフォーマンス」によるCPUの稼働状況。4コア8スレッドで動作している

「CPU-Z」によるCore i7-4790の詳細情報

PCI Express×16の1つに「GeForce GTX 780Ti」

 拡張スロットとしてはPCI Express×16を2スロット、PCI Express ×1を4スロットを用意している。PCI Express×16の1つは、グラフィックボードで使用済みだ。GPUにはGeForce GTX 780Tiを採用。GTX900シリーズが発売された現在となっては最新GPUというわけではないが、つい最近までKepler世代のGTX 700シリーズ最上位モデルとして君臨していただけあって、その実力はまだまだ現役レベルと言っていい。

GPUはGeForce GTX 780Tiで、リファレンスデザインのグラフィックボードを搭載している

「GPU-Z」によるGeForce GTX 780Tiの詳細情報

メモリーは16GB。メモリースロットは4基で、うち2基が使用している。試用機ではアドテック製の8GBメモリーが2枚利用されていた


(次ページ「「NEXTGEAR i640GA4-SP-ASCII」の抜群の性能をベンチマーク」へ続く)