ちょっとコンパクトな光学52倍ズーム
リコー「PENTAX XG-1」
2014年8月に発売されたばかりの最新機種だが、それでも3万円代前半で購入可能だ。
光学ズームは35mm判換算で約24mmから1248mmまでに相当。最短撮影距離は広角側でレンズ前1cm、望遠側では1.5mまでになる。前述の2機種よりも倍率は低いが、望遠側の差はわずかでしかない。ズーム倍率が抑えられている分、本体サイズは幅119×奥行97.5×高さ89mmと若干コンパクト。メディアとバッテリー込みの重量は約567gだ。
撮像素子は1/2.3型、有効画素数は約1600万画素で、感度設定はISO100~3200まで設定可能。秒間60コマの連写やHDR機能など、実用性の高い機能が備わっている。手ブレ補正はセンサーシフト方式を採用している。
感度別撮影サンプル
ノイズはISO 800あたりから出はじめて、目立つのISO 1600以降。感度を上げても偽色は少ない。ノイズリダクションの影響はあるものの、ディテールの再現性もそれほど損なわれておらず、コンデジとしては高感度でもかなり高レベルを維持できている。
ズーム比較
広角側は解像力が高く、かなりシャープネスが強い。一方で望遠側はややシャープネスが低下してしまう。
(次ページに続く、「キヤノン EOS Kiss X7」)
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