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14年夏・最速Windowsタブ決定戦!?—プールと防水タブでオトナの限界を試す!

2014年08月11日 11時00分更新

文● 林佑樹(@necamax)、カメラ:林健太(@gabuken)、
モデル:黒田みこ(@miko_prpr)、編集:ハイサイ比嘉

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世界初となる航行するARROWS Tab WQ1/Mからのオンボード写真

航行するARROWS Tab WQ1/Mからの世界をチェック!!

 今回、別途レビュー用としてソニーのアクションカメラ「HDR-AS30V」を持ち込んでいたので、ARROWS Tab WQ1/Mに載せて、ARROWS Tab WQ1/Mが航行する世界をチェックした。まさにオンボード映像になる。

ARROWS Tab WQ1/Mの上にHDR-AS30Vを載せて、航行する様子を撮影してみたのだ

 さすがのソニーもタブレットに固定して航行させるようなエクスペリエンスは想定していなかったようで、ARROWS Tab WQ1/Mの上にちょこんとHDR-AS30Vを載せての航行になった。軽い波でHDR-AS30Vは水没してしまうのだが、航行仕様のARROWS Tab WQ1/Mはへっちゃらだ。そういった点では今回の航行システムは大成功といえる。

 また、ARROWS Tab WQ1/Mに内蔵されているインカメラとアウトカメラを利用しての撮影も計画していたが、現地でのプリチェックの結果、思った以上にタッチパネル面に水滴が付着するためか誤タップが起き、途中で撮影が停止するイベントが多発してしまった。そのため、ソフトウェア的にタッチパネルを無効化する機能の追加がされない限り、現実的ではない。

ARROWS Tab WQ1/M用に開発した船体システムには、矢印の位置にアウトカメラとインカメラに合わせた切り欠けを用意していたが、タッチパネル面に水滴が付着するためか誤タップが起き、途中で撮影が停止するイベントが多発してしまった

「ARROWS Tab WQ1/M」のアウトカメラで水中撮影してみたもの。撮影自体は成功したのだが、どうにも途中で水滴による誤タップにより勝手に撮影停止が相次いだ。水中で黒田みこさんにセクシーポーズを決めてもらった姿をお届けできなくて残念である

 オンボード撮影は、水中モーターの舵を調整し、一定半径で旋回するようにした状態で行なった。筆者もARROWS Tab WQ1/Mの後ろについて移動していたのだが、高めの波を意図的に起こしても転覆する気配はなく、カメラのマウント環境をしっかりと用意すれば、結構アリなシステムな印象だ。

航行するARROWS Tab WQ1/Mの前でかわいいポーズを取る黒田みこさん

黒田みこさんにドンドン近づいていく

まずは対波性能が分かるものから。画面奥で飛び込んでいるのは、カメラマンを一部お願いした林健太氏。彼が引き起こした波で「HDR-AS30V」は水没してしまったが、航行する「ARROWS Tab WQ1/M」は転覆しなかった
波が穏やかであれば、「ARROWS Tab WQ1/M」上から「HDR-AS30V」が落ちにくいことが分かった。というわけで、黒田みこさんのスク水をご堪能ください

やっぱり遊べるWindowsタブレット「ARROWS Tab」!

 無事に安定航行に成功させることができた。コストとしては1500円前後で実現可能なので、すでにARROWS Tab WQ1/MARROWS Tab WQ2/Mを持っているのであれば、夏のネタとしてトライしてみてほしい。

 本来の用途を越える遊びだが、こういった遊びに耐える仕様である=作りがしっかりしていることの証明でもある。正直なところ、作りが悪い場合、ネタ用途には耐えないことが多い。無茶振りにも耐えてくれるARROWS Tab WQ1/MARROWS Tab WQ2/Mはステキな製品だといえるだろう。

 また、夏の自由研究の課題としても「タブレットを浮かせる」だけでも、浮力だとか波だとか舵だとかのネタが豊富だ。先生方へのインパクトもバッチリなので親御さんの参考にもなるハズ。

 そしてまだARROWS Tab WQ1/MARROWS Tab WQ2/Mを手にしていないのであれば、ほどよくお手頃価格になりつつあるARROWS Tab WQ1/Mがオススメ。ARROWS Tab WQ2/Mはハイエンド機種でもあるため、クリエイティブ用途を考えるのであれば、排気ファンもあるためアリな選択だ。

やっぱり、夏といえばARROWS Tab WQ1/M、ARROWS Tab WQ2/Mなのだ!!

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART
ARROWS Tabの主なスペック
製品名 ARROWS Tab WQ1/M(ARROWS Tab QH55/M) ARROWS Tab WQ2/M(ARROWS Tab QH77/M)
CPU Intel Atom Z3770(1.46GHz、4コア/4スレッド)、インテル ブースト・テクノロジー対応 Intel Core i5-4200U(1.6GHz、2コア/4スレッド)/Intel Core i7-4600U(2.1GHz、2コア/4スレッド)、インテル ブースト・テクノロジー対応
チップセット
メインメモリー(最大) 4GB(4GB) LPDDR3-1066 4GB(8GB) LPDDR3-1600
ディスプレー(最大解像度) 10.1型ワイド(2560×1600ドット) IPS Alpha液晶、タッチパネル、電磁誘導方式デジタイザ対応、LEDバックライト 12.5型ワイド(1920×1080ドット)IPS液晶、タッチパネル、電磁誘導方式デジタイザ対応、LEDバックライト
グラフィックス機能 Intel HD Graphics(CPU内蔵) Intel HD Graphics 4400(CPU内蔵)
ストレージ 約128/約64GB SSD 約256/約128GB SSD
光学式ドライブ
通信機能 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n) 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)
インターフェース USB 3.0端子、microUSB 2.0端子、NFC、前面:200万画素ウェブカメラ、背面:800万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0 USB 3.0端子、microUSB 2.0端子、NFC、前面:200万画素ウェブカメラ、背面:500万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0+HS
ダイレクト・メモリースロット microSD/microSDHC/microSDXC対応 microSD/microSDHC/microSDXC対応
テレビ機能
センサー 指紋センサー、GPS、加速度センサー、地磁気センサー、照度センサー、ジャイロセンサー 指紋センサー、GPS、加速度センサー、地磁気センサー、照度センサー、ジャイロセンサー
サウンド機能 ステレオスピーカー、デジタルマイク、ヘッドホン/ヘッドセット兼用端子 ステレオスピーカー、デジタルマイク、ヘッドホン/マイク/ラインイン/ラインアウト兼用端子
本体サイズ 約幅267×奥行き180.8×高さ9.9mm 約幅309.6×奥行き199.3×高さ11.9mm(タブレット単体)、約幅309.6×奥行き212.7×高さ20.0mm(スリムキーボード接続時)
重量 約650kg 約980g(タブレット単体)、約1.67kg(スリムキーボード接続時)
バッテリー駆動時間 約15.5時間 約16時間(タブレット単体)、約13時間(スリムキーボード接続時)
OS Windows 8.1/Pro(32bit) Windows 8.1/Pro/8.1 Update/8.1 Pro Update(すべて64bit)
付属品 専用スタイラスペン 専用スタイラスペン
その他 スリムキーボード(別売) スリムキーボード(別売)、キーボード・ドッキングステーション(別売)
富士通 STYLISTIC QH

富士通 ARROWS Tab Wi-Fi

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART

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