このページの本文へ

今日発売! 話題の「Surface Pro 3」を徹底レビューだ!!

2014年07月17日 10時00分更新

文● 高橋量

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

狙い目はCore i5/8GBメモリー/256GB SSDモデル

 Sureface Pro 3の個人向けモデルは、CPUとメモリー/ストレージ容量の異なる5種類のモデルが用意されている。今回試用したのは、Core i5で8GBメモリーと256GBのストレージを搭載したモデルだ。なお2014年7月17日に発売されるのはCore i5/i7モデルで、Core i3モデルは8月に発売される予定。

個人向けモデルのパーツ構成
CPU メモリー ストレージ
Core i3 4GB 64GB
Core i5 4GB 128GB
Core i5 8GB 256GB
Core i7 8GB 256GB
Core i7 8GB 512GB

 実際に使われているCPUはCore i7-4650U(1.7GHz)とCore i5-4300U(1.9GHz)だ。前モデルで採用されていたCore i5-4200U(1.6GHz)と比べると動作周波数が向上しているほか、インテルの仮想化技術やセキュリティ機能に対応している点が異なる。グラフィックス機能としてはCPU内蔵のIntel HD Graphicsを利用する。

各CPUの性能と機能の違い
種別 Core i7-4650U Core i5-4300U Core i5-4200U
コア数/スレッド数 2/4
動作周波数 1.7GHz 1.9GHz 1.6GHz
最大動作周波数 3.3GHz 2.9GHz 2.6GHz
キャッシュ 4MB 3MB
内蔵GPU Intel HD Graphics 5000 Intel HD Graphics 4400
vProテクノロジー ×
VT-d ×
TSX-NI ×
TXT ×

試用機では2コア4スレッドで動作するCore i5-4300U(1.9GHz)が搭載されていた

 ストレージとしては、64/128/256/512GBのSSDを採用している。もっとも安いのは64GBのCore i3モデルだが、システム領域である程度の容量を取られることを考えると、128GB以上のモデルを選んだほうが無難だろう。今回試用したモデルは256GBタイプだが、初回起動時にすでに25.6GBの容量が使用されていた。アップデートによってさらに空き容量が使われるため、64GBでは少々心もとない。また256GB以上のモデルならメモリー容量も8GBと十分だ。

試用機のパーティション構成。233GBがCドライブに割り当てられていた

利用可能な空き容量は207GB

試用機ではシステムを再インストールした形跡があった。「Windows.old」フォルダーに3.69GBのファイルが残っていたため、実際の空き容量はもう少し増えるかもしれない

 インターフェースとしては、USB 3.0端子×1、Mini DisplayPort、microSD/SDHC/SDXC対応メモリカードスロットが用意されている。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LANと、Bluetooth 4.0に対応。Webカメラの有効画素数は、リア/フロントともに約500万画素だ。

本体上面には電源ボタンのみ

底面にはキーボードカバー接続用のマグネット付き端子が用意されている

右側面には電源コネクターとUSB3.0端子、Mini DisplayPortを配置

左側面にはヘッドホン端子と音量調節ボタン

microSDカードスロットは、キックスタンドの下に用意されている

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン