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今日発売! 話題の「Surface Pro 3」を徹底レビューだ!!

2014年07月17日 10時00分更新

文● 高橋量

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ビジネス用途では有効なSurfaceペン

 Surface Pro 3では、付属のデジタイザーペンも大きく進化した。素材にはアルミを利用し質感が向上。直径は9.5mmと前モデルに比べて1mm太くなり、重量も18gと倍近く増えたことで万年筆のような手応えを感じられるようになった。

Surface Pro 3に付属する「Surfaceペン」

 実際にペンの書き心地を試してみたところ、前モデルに比べてそれほど変わっていないように思える。ペンを素早く動かしても遅延はなく、線がカクつくこともない。メモ用途であれば快適に利用できる。

プリインストールされている「Note Anytime」での利用はまったく問題なし

 筆圧感知については、前モデルの1024段階から256段階へとスペックダウンしている。これはデジタイザーがワコム製からN-trig製に変わったためだ。本格的なイラストを描きたい人にとっては、大きな欠点に感じるかもしれない。だが絵を描くことについては素人である筆者が筆圧感知を試してみたところ、特に不満を感じる場面はなかった。一般的な使い方であれば、大きな問題となることはないだろう。

プリインストール済みの「Fresh Paint」で筆圧感知を検証。本格的なペイントツールを使わない限り、特に不満を感じることはない

ペン先は1.5mm程度で、比較的柔らかめ。電源には単6電池を利用する

新旧デジタイザーペンの違い
種別 Surface ペン Surface Pro ペン
長さ 135mm 139.3mm
直径 9.5mm 8.5mm
重量 18g 9.8g
ボタンの数 3 1
筆圧感知 256段階 1024段階

 Surfaceペンは、Bluetooth 4.0でSurface Pro 3と接続することが可能だ。ペアリング後にペン先とは反対にある紫のボタンを押すことで、Windowsストアアプリ版の「One Note」が起動する。便利なのは、スリープ中のSurface Pro 3を、Surfaceペンから解除できる点。スリープ中にボタンを押すとロック画面が表示され、もう一度押すとOne Noteが開いてスグにメモを作成できるのだ。

ペン先と反対の位置にあるボタン。「カチッ」と押すことで、プリインストール済みのOne Noteが起動する

ボタンを利用するためには、あらかじめBluetooth 4.0でのペアリングが必要だ

用意されているサイドボタンはふたつ。アプリによって消しゴムやオプション表示などの機能が割り当てられている

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