Haswell Refresh搭載、持ちやすく、使いやすく、パワポも使える
Lenovo G50、低価格と感じさせないスリム筐体と、仕事に十分な性能
2014年07月09日 11時00分更新
キーボードやタッチパッドの使い勝手も良好
キーボードはテンキー付きの全106キーで、配列は標準的だ。主要キーのキーピッチは約19mmと十分余裕があり、キータッチも良好なので、快適にタイピングが可能だ。
ただし、テンキー部と右側の一部のキーのキーピッチはやや狭くなっている。ポインティングデバイスとしては、タッチパッドを採用している。最近は、パッドとクリックボタンが一体化したタッチパッドを採用した製品が増えているが、Lenovo G50は、パッドとクリックボタンが独立していることが特徴だ。
クリックボタン一体化タッチパッドは、慣れないとドラッグなどの操作がしにくいことがあるのだが、Lenovo G50ならそうした心配は無用だ。クリックミスをせずに、快適に操作が行える。
インターフェースも必要にして十分
インターフェースは上位モデルも下位モデルも共通で、USB 2.0×2、USB 3.0、アナログRGB、HDMI出力、マイク/ヘッドホン、SDメモリーカードスロット、有線LANを搭載している。本体がスリムになったため、有線LANコネクタは、通常のタイプではなく、コネクタを差し込む際に、差し込み口が上下に広がるタイプになっている。ワイヤレス機能としては、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN機能とBluetooth v4.0を搭載。インターフェースは必要にして十分であり、USB 2.0ポートが本体左右に分散して配置されているなど、使い勝手も配慮されている。Webカメラも搭載しており、顔認証ソフトもプリインストールされているので、パスワード入力の代わりに顔認証でログオンなどが可能だ。
また、CPUが変更されたことで、消費電力も低減されており、ACアダプターも小型軽量化が図られている。バッテリーも、Lenovo G510/G500のものとは異なり、より細長い形状になり、仕様も10.8V/4400mAhから14.4V/2200mAhに変更されている。公称バッテリー駆動時間は上位モデルが約4.5時間、下位モデルが約6時間であり、Lenovo G500の約5.4時間、Lenovo G510の約5.9時間と比べても遜色はない。
OSもWindows 8.1に変更されているほか、両モデルともOffice Home and Business 2013を標準搭載していることも高く評価できる。